周辺機器セットアップマニュアル
ReCOREと周辺機器を連動させる為の手順を解説いたします。
プリンター等の周辺機器とPCをケーブルで接続の上、以下の手順をお試しください。
目次
- ReCORE connectorをインストール
- ラベルプリンタの機種別ドライバをインストール
- レシートプリンタの機種別ドライバをインストール
- キャッシュドロアーとカスタマーディスプレイの設定
- 機器の動作テストを行う
- バーコードリーダーの設定
- 複合機・スキャナーの設定
以上の順番で解説をいたします。
検証環境—————————————
以下の環境で動作を確認済みです。
・Windows 10 / 64bit
※Windows8.0以下では、正確に動作致しません。
・ラベルプリンター = Brother QL-800
・レシートプリンター = EPSON TM-m30
・カスタマーディスプレイ= EPSON DM-D30
・キャッシュドロアー = EPSON CDA-3336
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はじめに
まずは、以下のURLより必要な周辺機器のドライバー全てダウンロードし、ご準備ください。
▼周辺機器の機種別ドライバー(EPSON (.NET版)EPSON OPOS ADK:レシートプリンター)
「OPOSN1.14.15.exe」
https://www.epson.jp/dl_soft/readme/30275.htm
▼周辺機器の機種別ドライバー (EPSON Advanced Printer Driver:TM-m30レシートプリンター)
「APD_511R1_m30.zip」
https://www.epson.jp/dl_soft/readme/28689.htm
▼周辺機器の機種別ドライバー(Brother QL800 プリンタードライバー:ラベルプリンター)
「bsq16aw170bjpn.exe」
https://support.brother.co.jp/j/b/downloadlist.aspx?c=jp&lang=ja&prod=es_ql800jp&os=10011
1.ReCOREコネクターをインストール
まずはじめに、ReCORE connectorをインストールします。 こちらのURLを開き、インストールボタンを押してファイルをダウンロードします。
http://recore-connector.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/
※途中で「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という画面が3度ほど表 示されますが、「はい」をご選択の上インストールを進めてください。
インストールが完了すると、ReCOREコネクターが正常に起動している旨のメッセージが表示さ れ、お使いのPCのデスクトップ上にもReCOREコネクターのアイコンが表示されます。
アイコンをクリックすると、この様な画面になります。
全てのドライバーのインストールが完了した後、最後にテスト印刷にて確認を行いますの で、この時点ではいったんReCOREコネクターを閉じてください。
ポイント:
- もしエラーは発生した場合は、PCを再起動してから、もう一度ReCORE connectorを 立ち上げ、同様の作業を行ってください。 また、プリンターの電源が入っているかどうか、配線が正しいかどうかもあわせてご確認 ください。
- 見積もり書などの通常プリンタ印刷は、インストール直後の初回のみかなり時間が掛か りますので、(約30秒)、1度印刷しておけば次回以降は速やかに出力されます。
2.ラベルプリンターの機種別ドライバをインストール
最初に、ラベルプリンターBrother QL-800用のドライバをインストールします。
ダウンロードされたBrother QL800 プリンタードライバー「bsq16aw170bjpn.exe」クリックすると、
ポップアップが表示され、自動でファイルが実行されます。(何もせずに待っていてくだ さい)
しばらくすると、以下の画面が表れます。
必ずQL-800を選択し、OKを押してください。
「Brother QL-800セットアップへようこそ」という画面が表れたら、「次へ」をクリックします。
以下の画面が表示されたら、プリンタのケーブルをPCに繋げ、電源を入れてください。
※電源が入っていないとインストールできないので注意!
「次へ」を押します。
最後の完了を押すと、brother QL-800用のドライバのインストールは完了です。
3.レシートプリンターの機種別ドライバをインストール
次に、レシートプリンターEPSON TM-m30用のドライバをインストールします。
ダウンロードされた周辺機器の機種別ドライバー(EPSON (.NET版)EPSON OPOS ADK:レシートプリンター)「OPOSN1.14.15.exe」をクリックして実行します。
ファイルを起動すると、以下の画面が表れます。
日本語を選択して「次へ」を押してください。
「EPSON OPOS ADK for .NETのInstallShield Wizardへようこそ」という表示の画面になりますので、「次へ」を選択します。
続いて、使用許諾契約が表示されますので、ご一読の上、「使用許諾契約の全条項に同意します」をチェックし、「次へ」を押します。
次の画面が表示されますので、真ん中の「ユーザー標準」を選択し、「次へ」を押します。
次の画面では、以下の通り、チェックボックス全てにチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
次の画面でも「次へ」を選択すると、インストールが開始されます。
そのまましばらくすると、「InstallShield Wizardの完了」という表示が出るので、「完了」ボタンを押し、画面を閉じてください。
次に、お使いのPCの「コンピューター」にある「HDD(C:)」を選択します。
次にProgram Files → epson → OPOS for .NET→ SetupPOS の順でフォルダを開きます。
この中の「Epson.opos.tm.setpos.exe」を
右クリック>管理者として実行
で起動してください。
以下の画面が表示されますので、「追加」ボタンを押します。
以下の通り、デバイス名で「TM-m30」を選択します。
(その他の分はそのままで問題ございません。)
次画面では、以下の画面と同様になっているか確認し、「次へ」をクリックします。
注意:
場合によっては、「TMPORT002」等、他のポートが選択できる場合があります。通常通り設定を進め、上手く動作しない場合、他ポートに設定変更し動作するか試してください。
次の画面では特に設定は変更せず、そのまま「終了」を押してください。
左側にEPSONのPosPrinterが表示されていれば、最後に左上の「保存」ボタンを押します。
注意:
保存ボタンを押し忘れると、上記の設定が消えてしまいます。必ず保存ボタンを押して下さい。
次に、周辺機器の機種別ドライバー (EPSON Advanced Printer Driver:TM-m30レシートプリンター)「APD_511R1_m30.zip」を右クリックして圧縮されたファイルを解凍し、ファイルを実行してください。
インストール確認画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。
すると使用許諾書が表示されますので、ご一読の上、「同意する」にチェックマークをつけて「インストール」ボタンをクリックします。
インストール画面がしばらく表示されますので、そのまま待ちます。
しばらくすると、「プリンターの登録」という画面になりますので、プリンターをPCに接続の上、「次へ」を押します。
以下の様な画面が表示されますので、特に設定は変更せず、「設定を保存」をクリックし、「5.完了 次へ」をクリックしてください。
(通常使うプリンターへの設定は無視していただいて結構です。)
「インストールが完了しました。」という画面が表示されたら作業は完了です。
4.キャッシュドロアーとカスタマーディスプレイの設定
キャッシュドロアー及びカスタマーディスプレイをReCOREと連動されるお客様は、以下の設定もお願いします。
キャッシュドロアーとカスタマーディスプレイは、ドライバのインストールは不要ですので、物理的にレシートプリンター【TM-m30】とコードで繋ぎ合わせた状態で、
以下に従って設定して下さい。
◆ラインディスプレイ
まず、お使いのPCのCトライブ(フォルダを開き、左側メニューバーの「PC」内)から
Program Files → epson → OPOS for .NET→ SetupPOS
の順でフォルダを開きます。
最後に、Epson.opos.tm.setpos.exeを
右クリック>管理者として実行
で起動します。
すると、上の様な画面が出てくるので、「追加」をクリックします。
次に、出てきた画面の「デバイスカテゴリ」で、「Line Display」を選択、 「デバイス名」は「DM-D30」を選択して、「次へ」をクリックして下さい。
これで、カスタマーディスプレイの設定は終了です。
忘れずに必ず「保存」ボタンをクリックして下さい。
◆キャッシュドロアー
次に、同じ流れでキャッシュドロアーの設定をします。
まず、「追加」をクリックして下さい。
以下の画面が表示されますので、「デバイスカテゴリ」で「Cash Drawer」を選んで、「次へ」をクリックして下さい。
次に、こちらの画面で、「ポートの種類」から「USB」を選んでいただき、「接続するポート」から「TMPORT001」(先ほどレシートプリンターラインディスプレイを接続したポート)を選んで、「次へ」をクリックして下さい。
注意:
場合によっては、「TMPORT002」等、他のポートが選択できる場合があります。通常通り設定を進め、上手く動作しない場合、他ポートに設定変更し動作するか試してください。
次に、上記の画面が出てくるので、そのままの状態で、「終了」をクリックして下さい。
その後、「保存」をクリックすれば、キャッシュドロアーの設定は終了です。
5.機器の動作テストを行う
手順1~4が完了した時点で、正常に設定が完了しているかどうかを確認するため、機器の動作テ ストを行ってください。
まずは、1でインストールしたReCORE connectorをデスクトップより立ち上げます。
機器の電源が入っていることを確認し、ラベルプリンター、レシートプリンター、キャッシュド ロワ、ラインディスプレイ(カスタマーディスプレイ)各機器において、テスト印刷/開け/表示が できるかどうかをお試しください。
ラベルやレシートの印刷、キャッシュドロワが開く、カスタマーディスプレイにテスト表示がで きていれば設定は完了となります。
万が一エラーが発生する場合は、各機器の接続を再度ご確認いただいた上で、機器及びReCORE コネクターを再起動させてください。
※その上でエラーが解消されない場合は、弊社までお問い合わせください。
6.バーコードリーダーの設定
バーコードリーダーの設定に関しては、以下のページでご確認ください。
※ReCORE推奨機器以外のバーコードリーダーをお使いの方は、恐れ入りますが弊社までお問い合わせくださいませ。
特記事項
・エラーは発生した場合は、PCを再起動してから、もう一度ReCORE connectorを立ち上げ、同様の作業を行ってください。
※プリンターの電源が入っているかどうかもご確認ください。
こちらのトラブルシューティングもご参照ください。
・見積もり書などの通常プリンタ印刷は、インストール直後の初回のみかなり時間が掛かりますので、(約30秒)、1度印刷しておけば次回以降は速やかに出力されます。
7.複合機・スキャナーの設定
弊社の推奨機器である複合機、EPSON PX-M 855Fについての設定は、こちらの記事をご参考ください。
4.レシートプリンタの機種別ドライバをインストールでは、レシートプリンターをUSB接続する方法をご紹介いたしましたが、Bluetoothを使った接続も可能となっております。
以下に手順を解説いたします。
①レシートプリンターのBluetooth接続ソフトをダウンロードする
まず、こちらのURLを開いていただき、【ダウンロードする】より、ソフトウェア本体を選択してダウンロードを開始してください。
https://www.epson.jp/dl_soft/readme/27153.htm
zipファイルがダウンロードされますので、展開し、フォルダ内にある「TMBluetoothConnector204.exe」というファイルを実行してください。
インストール画面が立ち上がりますので、【次へ】を選択し、使用許諾書をご一読の上、インストールを完了させてください。
②Bluetoothコネクターでパソコンとレシートプリンターを接続させる
まず、インストールしたソフト(EPSON Bluetooth Connector) を開きます。
すると青色のメイン画面が立ち上がります。
デバイス検索をクリックすると、自動でbluetooth接続が可能な周辺機器の検知がスタートします。
(※周辺にあるPCや、スマホなども表示される場合があります。)
該当機器であるTM-m30を選択し、接続を押してください。
すると、【ポートの選択】画面が表示されます。
ポートは
「COM○」※○の部分は数字
と表示されますので、そのままOKボタンを押してください。
接続が完了すると、【接続完了】画面が表示されますので、終了してください。
④ポートを設定する
次に、さきほど選択したポートにプリンターを割り当てます。
パソコンのCドライブ内より、Program Files → epson → OPOS for .NET→ SetupPOS の順でフォルダを開きます。
この中の「Epson.opos.tm.setpos.exe」を
右クリック>管理者として実行
で起動してください。
◆既に一度設定が完了している場合
先にUSB接続設定を行っている方は、左に接続されている機器(PosPrinterおよびCashDrawer、LineDisplay)が表示されておりますので、その中からPosPrinterを選択し、メニューバーの【変更】ボタンをクリックしてください。
さらに、【ポート】というタブを開くと、接続形式がUSBになっている状態となっておりますので、こちらをbluetoothに変更してください。
bluetoothを選択すると、接続するポートに「COM○」※○の部分は数字 と表示されます。
こちらの数値の部分を、さきほどBluetooth コネクターで設定した数値に手入力で修正します。
その後、保存ボタンをクリックしてください。
同様に、LineDisplayとCashDrawerの設定も行ってください。
◆新規で追加する場合
まだ機器の登録が行われていない場合は、まず【追加】ボタンを押してください。
以下の通り、デバイス名で「TM-m30」を選択します。
(その他の分はそのままで問題ございません。)
次の接続方法を選択する画面以降は、上記を同じ手順となります。
接続形式をbluetoothを選択し、ポート名を入力してください。
必ず最後に保存ボタンをクリックしてください。
以上がレシートプリンターをBluetoothで接続する方法でした。
以上で全ての設定が完了です。
エラーが解決されない、または機器が正常に動かない場合は、お手数ですが弊社にお問い合わせくださいませ。