現金管理を行う(レジ締め作業・レジ入出金管理)
- 公開日:2019年11月30日
- 更新日:2024年08月09日
概要
本機能のレジ開け・レジ締めの操作は、営業日毎にReCORE上の支出とレジ内の現金の動きを確認されたい場合に行います。こちらは、その機能についての解説です。
目次
レジIDを登録する(必須)
本機能をご利用のためには、必ずアカウントごとに「レジID」を登録する必要があります。
レジ開け・レジ締め操作における現金状況をReCOREで管理されない場合でも、レジIDの登録が必要となります。こちらを登録することで、売買や入出金に関する操作が可能となります。
そのため、レジIDが未登録の状態では、買取や販売の操作を行うことができませんので必ず設定をお願いします。
【設定】メニュー【端末設定】より
アカウントに該当するレジIDを選択のうえ、【保存する】をクリックして保存します。
自動釣銭機を利用する場合
あらかじめ、機器本体(富士電機/釣銭機ECS-777)を接続のうえ、以下の設定を行います。
まずはReCOREコネクターと画面右上の店舗名右横にある機器マークをクリックして自動釣銭機の接続状況を確認します。※画面のような赤丸の場合は、接続できていない状況を示します。
機器を接続のうえ、正しく接続されると以下の画面のように接続先が【オンライン】と表示されます。
【レジID】を選択のうえ、【自動釣銭機を使用する】にチェックをつけたうえで【保存する】をクリックします。
※こちらは一度、レジPC機器へ登録すると、設定が保存されます。機能をお使いになる初めに一度だけ行う操作となります。
レジ端末(別PC機器)へ変更された場合や店舗を切り替えてご利用される場合は、改めて利用店舗のレジIDを必ず設定する必要がありますので、ご注意ください。
レジ開けを行う
店舗の営業開始前に、レジ開け作業を行います。
◆注意◆
本操作は必ず開店前の釣り銭準備段階で行ってください。万が一レジ開けをされていない場合は、レジ締めのレポートに対して金額が反映されません。
レジ開け操作が出来ない場合は、【設定】メニューより【店舗別設定】をご確認下さい。
【設定】メニューの【店舗別設定】項の【締め日切替時間】には、営業開始時間よりも前のの時間を入力します。
例)通常、深夜12時以降の営業がない企業様は、『0:00』に設定します。
①【会計】メニューの【締め処理】を開き、【レジ開け】ボタンをクリックします。
②レジ開けを行う日付に間違いがないかを確認します。
※日付を変更する場合、日付をクリックするとカレンダー表示より選択することが可能です。
③準備した釣銭について金種毎に枚数を数えて入力のうえ、内容を確認後に【レジ開けを実行】ボタンをクリックします。
◆注意点
なお、レジ開け実行後、修正することはできませんので実行前に入力枚数(金額)に間違いないかどうか必ず確認を行ってから実行してください。
▼【設定】>【店舗別設定】項の【レジ機能を使用する】にチェックをつけている場合
販売・買取の確定処理時にレジIDの設定と、レジ開けされている状態をチェックのうえ確定処理されます。
そのため、「レジ開け」されていない場合やレジIDが設定されていない場合は、販売・買取・入出金管理の確定操作ができませんので、ご注意ください。
誤った金額で【レジ開け】を行われた場合
「レジ開け」操作は、1日に何回でも行うことが出来ます。
誤った金額でのレジ開け操作後に、同レジに対して一度「レジ締め」操作後に改めてレジ開け操作を行ってください。
詳しくは、以下のヘルプガイドをご参考に対応ください。
自動釣銭機を利用する場合
自動釣銭機にお金を投入後に、【自動釣銭機から読み取る】ボタンをクリックして反映させた後、【レジ開けを実行】ボタンをクリックします。
中締めを行う
営業中に現金確認(中締め)を行う場合は、【会計】メニューの【締め処理】を開き、【中締め】ボタンをクリックすると、中締め作業を行うことができます。
任意で行う操作のため、店舗運営において不要な場合は特に操作を行いません。
また、【中締め】は1日のうち何回でも行うこと可能です。
①【中締め】画面を開くと、前回の「レジ開け」または「中締め」時からの売上などの情報が表示されます。
※現金やクレジットカード、銀行振込等の販売買取の金種は、各社様で設定した金種が表示されます。
②内容を確認のうえ、レジ内にある現金を金種毎に枚数を数えて入力のうえ、内容を確認後に【中締めを実行】ボタンをクリックします。
現金過不足がゼロであれば特に問題ありません。
万が一、過不足が発生した場合は、締め実行の前に改めても、以下のような点を確認してください。
・金種や各枚数を数え誤りがないかどうか
・入出金の入力漏れがないか各売買における支払い時の選択した金種に誤りがないかどうか
・支払いの確定をクリックし忘れていないかどうか
締め作業了後(当日終了後以降)の修正は出来ませんので、慎重に作業を行ってください。
自動釣銭機を利用する場合
【自動釣銭機から読み取る】ボタンをクリックして反映させた後、【中締めを実行】ボタンをクリックします。
本締めを行う
営業終了後に、レジの本締めを行います。
【会計】メニューの【締め処理】を開き、【本締め】をクリックします。
「レジ開け」または最後に「中締め」を行ってからの売上情報が表示されております。
②内容を確認のうえ、レジ内にある現金を金種毎に枚数を数えて入力のうえ、内容を確認後に【本締めを実行】ボタンをクリックします。
現金過不足がゼロであれば特に問題ありません。
万が一、過不足が発生した場合は、締め実行の前に改めても、以下のような点を確認してください。
・金種や各枚数を数え誤りがないかどうか
・入出金の入力漏れがないか各売買における支払い時の選択した金種に誤りがないかどうか
・支払いの確定をクリックし忘れていないかどうか
以上で締め作業は完了です。
※【本締め】は、1日に何回でも行うことが出来ます。
レジ開け当日にレジ締め処理を忘れてしまった場合は、翌日以降にレジ締めすることも可能です。ただし、その場合のレジ締めレポートには「レジ開け」または「中締め」以降に、レジ締めされるまでの間に処理された累計金額が記載されますので、ご注意ください。
自動釣銭機を利用する場合
【自動釣銭機から読み取る】ボタンをクリックして反映させた後、【本締めを実行】ボタンをクリックします。
レジ入出金について
ReCOREの中で、レジの現金の入金や出金処理を行うことが出来ます。
※買取・販売以外でレジ内の現金が動く際には、漏れなくご入力をお願いします。
【会計】メニューより【レジ入出金】を開きます。
各種入力を始める前に、表示されるレジID名が「設定>端末設定」に登録されいるレジIDと一致していることを確認ください。
「入金・出金」の区別を選択し、「分類」を選択します(※分類について変更・追加を希望される場合にはチャットにてお問合せください)。
最後に金額と、必要に応じて「備考」欄を入力のうえ【登録する】をクリックして確定します。
一度入力した情報を編集・削除することができません。入力の際は十分にご確認のうえ登録してください。
こちらで入力した入出金の内容が、締め処理画面にも表示されます。
過去の入出金は、日付を選択のうえ【検索】ボタンをクリックすると登録があれば表示されます。
他のレジID情報を閲覧することもできますが、新たに追加できるのは現在ご利用中の「設定>端末設定」に設定されたレジのみです。
現金レポートを出力する
締め作業(中締めも含む)が完了すると、その時点での、現金レポートを出力することが可能です。
締め一覧には、各締め作業の一覧が出ています。
右側のレポート出力のボタンを押してダウンロードして下さい。
以下の様な形式でExcel出力されますので、会計処理などでご活用下さい。
[レポートの見方]
①締め処理状況:「中締め」または「本締め」が表示されます
②レジ名:レジ名が表示されます
③レジ開け日:レポートのレジ開けした日時が表示されます
④レジ締め日:レポートのレジ締めした日時が表示されます
⑤開け時レジ金内訳:レジ開けをした際に入力した各金種の枚数、金額が表示されます
⑥締め時レジ金内訳:レジ締めをした際に入力した各金種の枚数、金額が表示されます
⑦販売/買取金種明細:現金やクレジットカードなど、決済方法別の販売、買取金額のサマリが表示されます
⑧入金/出金一覧:入出金管理で入力されたデータが表示されます
⑨精算項目:以上⑤〜⑧を加味した上で、最終的な現金の過不足が表示されます
【見本】『レジ締め_20210201_レジA-1.xlsx』はこちらをクリックください。
操作履歴を確認する
各店舗ごとにどのレジIDからどのような操作を行ったか確認することが可能です。
例えば、本店レジAにて操作した【レジ入出金】の履歴を全て確認したい場合、以下の手順にてご確認いただけます。
①レジIDを選択する
②日付を空欄にし「検索」をクリック
③レジIDに紐づく全ての【レジ入出金】の操作履歴が表示される
※「全店舗」に切り替え、レジID、日付を空欄にすることで全店舗の全てのレジIDの操作履歴が確認できます
こちらでは【レジ入出金】を例に確認方法をご案内いたしましたが、【レジ締め】画面でも同様の操作方法で確認することが可能です。
備考
- 締め作業に関しては、レジ毎に行いますので、レジを合算した締め作業は行えません。
レジ締めに関する解説は以上になります。
ご不明点ございましたら、ヘルプチャットもご利用くださいませ。
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