J-Mups•JT-VT10(クレジットカード/電子マネー決済端末)との連携操作
公開日:2021年03月09日更新日:2023年11月28日
概要
ReCOREでは、J-MupsまたはJT-VT10というクレジットカード/電子マネー決済端末との連携会計処理が可能です。
J-Mups端末またはJT-VT10端末およびプランのご契約後の、ReCOREにおける連携操作方法を以下に記載いたします。
なお、複数決済(クレジットとコード支払など)を行っていただくことができません。
決済端末以外の決済金種と併用して支払い手続きを行うことは可能です。
また、J-Mupsについては、2024年2月29日22時59分をもってサービスが終了いたします。
なお、サービス終了以降はReCOREにおきましてもご利用いただくことができませんので、ご了承ください。
サービス終了に関するお問合せは、株式会社カードネットワークへお問合せをお願いいたします。
目次
1.事前設定
決済代行会社における事前依頼と確認について
決済端末を連携してご利用をご希望される場合、あらかじめ決済代行会社にReCORE(システム)の仕様についてお伝えいただく必要がございます。その際には、以下の情報をご参考にお伝えください。
JET端末POS連動設定
・メーカー名:株式会社NOVASTO
・機種:ReCORE
・連絡先:06-6123-8015
・接続POSI/F:Mタイプ
・POS連動_単独運用:115.2Kbps
・非連動警告画面表示:なし
・シリアル設定(通信速度)※5. 115.2kbpsが旧J-Mups標準:全スキップ
・パリティチェック:奇数パリティ(標準)
ReCOREにおける事前設定について
ReCOREで決済端末を連携してご利用をご希望される場合には、あらかじめReCOREシステム側に設定が必要となりますので、ご利用の際には、カスタマーサポートへお問合せください。
機器のつなぎあわせ(接続)について
※以下の作業はJ-Mups端末とPCを接続した状態で行ってください。
以下の画像のように、J-Mups操作端末を電子カード読み取り機とクレジットカード読み取り機を接続します。
J-Mups操作端末は、LANケーブルでLAN(社内ネットワーク)へ接続します。
決済操作端末のシリアルポートには付属のケーブルを接続のうえ、そのケーブルとBUFFALOの「BSUSRC06」または「BSUSRC0710BS」を繋いでPCへ接続します。
通信の接続中になります。
J-Mupsでは設定が完了すると、『POS連動中』と表示されます。
決済端末側は「POS連動モード」へ設定ください。 なお、決済端末側で「テストモード」になっている場合は、ご利用いただけませんので「POS連動モード」へご変更ください。
2.設定
まずはWindowsのデバイスマネージャーより設定を行います。
①画面右下のWindowsマークの左隣にある検索バーより「デバイスマネージャー」を検索
②表示された「デバイスマネージャー」を選択
③表示された項目から「ポート(COMとLPT)」を選択
④表示された項目の中から「USB Serial Port(COM94)」を右クリック
⑤表示された項目から「プロパティ」を選択
⑥プロパティの中から「ポートの設定」を選択
⑦「詳細設定」を選択
⑧「COMポート番号(P)」が『COM94』であるか確認のうえ、別ポート名称の場合は変更する
⑨「OK」ボタンをクリック(クリックしたうえで再度OKボタンをクリックする画面が出るのでそちらも「OK」をクリック)
⑩表示された「システム設定の変更」画面より「いいえ(N)」をクリック
次にReCOREでの設定を行います。
【設定】メニュー 【端末設定】より、【決済端末を使用する】にチェックを入れ【保存する】をクリックします。
上記設定がされていれば、【店頭販売】のチェックアウト画面に『決済端末』の項目が表示されます。
【決済端末を使用する】にチェックが入っていない場合は以下の画像ように「決済端末」の項目が表示されません。
▼【決済端末を使用する】にチェックが付いていない場合(決済端末の利用不可)
上記ご対応後に店頭販売のチェックアウト画面において以下の画像のように『決済端末』の各ボタンが薄いグレー表示でクリックできない場合、弊社よりシステム設定の対応を行いますので、チャットよりカスタマーサポートへお問合せください。
▼システム側で決済端末の設定が完了していない場合(決済端末の利用不可)
▼システム側で決済端末の設定が完了している場合(決済端末の利用可)
続いて、決済端末の操作を行います。
電源ボタンを3秒以上押すとピピっという音が鳴り電源が入ります。
「自動開局を実行しますか?」という画面が表示されますので、「はい」を選択します。
次の画面で「POS連動中…」と表示されましたら、そのままご利用開始が可能です。
※万が一「クレジット」「交通系IC」等のボタンが並んでいる画面になっている場合は、端末の設定メニューより【POS連動開始】を押してください。
最後にReCOREコネクターを起動し、【決済端末】項にご利用される決済端末『JT-C30』または 『JT-VT10』が選択されているかどうかを確認します。
決済端末上の設定は以上です。
3.基本操作
①クレジットカードを利用する
【店頭販売>新規販売】において通常の販売フローと同様に、商品の登録、スタッフコードの入力、会員情報の呼び出しなどを行います。
その後【預り金の入力】をクリックして表示されるチェックアウト画面にて、決済端末の『クレジット』をクリックします。
すると、決済端末に『クレジットカードをどうぞ』という画面が表示されますので、専用端末にカードを差し込みます。
案内に沿って暗証番号の入力等が完了すると、ReCOREの【チェックアウト】画面の【決済端末】に決済した金額が反映されます。
端末よりクレジットカード売上票(カード会社控え、お客様控え、加盟店控え)が印刷されます。
ReCOREでお使いのキャッシュドロアやレシートプリンターも自動で動作します。
②電子マネーを利用する
①のクレジットカードとほぼ同様の操作を行います。
【店頭販売>新規販売】において通常の販売フローと同様に、商品の登録、スタッフコードの入力、会員情報の呼び出しなどを行います。
その後【預り金の入力】をクリックして表示されるチェックアウト画面にて、決済端末の『電子マネー』をクリックします。
すると、決済端末に使用する電子マネーの選択肢が表示されますので、該当するものを選択します。
その後、カードリーダーが青く点滅しますのでカードをかざします。
問題なく決済できれば端末よりお客様控えと、ReCOREのプリンターよりレシートが印刷されます。
4.ケース別の操作方法
各ケースごとの操作方法を記載いたします。(※随時更新予定)
①ポイントと併用する(これは電子マネーも可能?)
支払い料金の一部をポイント利用し、残りを『電子マネー』で支払うパターンの場合について解説いたします。
チェックアウト画面を開いた際に、先にポイント欄に使用分する分の金額を入力します。
その後【電子マネー】をクリックし、端末より該当の電子マネーの種類を押すと、ポイント分を差し引かれた残額分の決済待ち状態になりますので、通常通り操作を行ってください。
レシートには次の画像のように表記されます。
②残額が足りない分を現金で支払う
電子マネーでの支払い時に、カードの残高不足が発生する場合もございますので、操作方法を解説いたします。
まずは【電子マネー】をクリックし、該当する種類を選択します。
この際に残高不足であった場合は、決済端末上に残高不足エラーが表示され、右下に【併用払い】というボタンが表示されますのでクリックしてください。
すると、電子マネーの残高分のみ引き落とし処理が行われます。
ReCOREのチェックアウト画面で、該当する電子マネーの欄に自動で引き落としされた額が入力されますので、残りの現金でお支払いいただく分を現金欄に入力し、支払いを確定します。
レシートには次の画像のように表記されます。
※電子マネーの種類によっては操作不可の場合がございます。併用払いが表示されない場合は、恐れ入りますが電子マネーカードの残高不足分と現金支払の併用は実行いただけません。
お客様には他の決済方法にてお支払いをいただいてください。
5.エラーについて
①電子マネー支払い時にカードをタッチしたあと、決済処理が走っている間にカードを離してしまった
以下の画像の通り、ReCOREの画面上にエラーとその後の操作手順が表示されますので、指示通りに操作を行ってください。
②決済処理中に端末とPCのケーブルが抜けてしまった
以下の画像の通り、ReCOREの画面にエラーとその後の操作手順が表示されますので、指示通りに操作を行ってください。
その他のトラブルが発生した場合は弊社までお問い合わせください。
6.返品について
ReCOREと決済端末は、販売操作のみの連動となっておりますので、返品操作は連動しておりません。
返品の場合は手動で端末を操作し、お客様に返金を行った上でReCOREにて返品処理を行ってください。
《返金に関する補足》
クレジットカードのみ返金を行うことが可能です。
電子マネーはポイントでの返金ができませんので、現金にてお客様にご返金ください。
こちらにおいてご不明な点がございましたら、ReCOREチャットにてお問合せください。