宅配買取の操作手順
公開日:2020年07月09日更新日:2023年09月14日
概要
ReCOREで宅配買取をお使いになる際の操作手順です。
事前準備
宅配買取機能をご利用いただくにあたり、お客様にて宅配買取申し込みフォームのページを自社のWebサイト上にご用意いただく必要がございます。
※こちらにつきましては、弊社側にてテンプレートをご用意しておりますが、ご利用状況に応じたカスタムを行われたい場合には、各社様よりご用意をお願いします。
目次
1.宅配買取の通知設定
宅配買取申込のお客様へ通知のメッセージ内容に必要な情報が入力されいるかどうかご確認ください。
あらかじめ【設定>メッセージテンプレート】より宅配買取において送信されたいテンプレートを作成のうえ、
【設定>店舗別設定】にある【宅配買取自動メッセージ設定】に送信されたいテンプレートの指定をして【保存する】をクリックすることで設定が可能です。
詳しくは、以下の関連するヘルプガイドの『宅配買取自動メッセージ設定』をご参照ください。
2.お客様より宅配買取を申し込む
貴社のお客様より以下のような申し込みフォームにて必要情報を入力【申し込む】をクリックします。
※ご連絡方法では「メール」または「SMS」を選択します。
2-1.ご連絡方法『SMS』の場合
1.お客様よりお申し込みフォームより『SMS』を選択のうえ【申し込む】をクリックすると以下のようなメッセージが送信されます。
2.店舗よりケースにおいて【着荷済みとしてマーク】をクリックされますと以下のようなメッセージが送信されます。
3.店舗よりケースにおいて【査定済みとしてマーク】をクリックされますと以下のようなメッセージが送信されます。
4.店舗よりケースにおいて【支払い済みとしてマーク】をクリックされますと以下のようなメッセージが送信されます。
2-2.ご連絡方法『メール』の場合
1. お客様よりお申し込みフォームより『メール』を選択のうえ【申し込む】をクリックすると、以下のようにメールが送信されます。
2.店舗よりケースにおいて【着荷済みとしてマーク】をクリックされますと以下のようなメッセージが送信されます。
3.「店舗よりケースにおいて【査定済みとしてマーク】をクリックされますと以下のようなメッセージが送信されます。
4.店舗よりケースにおいて【支払い済みとしてマーク】をクリックされますと以下のようなメッセージが送信されます。
3.店舗より申込内容の確認と集荷依頼
お客様より申し込みフォームから【申し込み】後の申込受付の際には、ReCOREの画面上に通知が表示されます。
メニューの一番右の旗マークをクリックすると、通知一覧が表示されます。
該当の通知をクリックすると、受付内容の詳細が表示されます。
ReCOREに通知新規ケースが作成されます。
通知メッセージの【ケースコード】をクリック、またはReCORE画面の【宅配買取>ケースリスト】画面から当該ケース作成の確認が可能です。
この時点で、お客様に梱包資材を発送し、配送会社に集荷の依頼を行います。
【申込情報】タブをクリックすると、お客様より申込された情報(希望連絡方法・備考など)の確認が可能です。
申込者が会員である場合
【顧客情報】タブより会員名・会員コードから検索のうえ、会員に紐付けを行うことが可能です。
また、当該会員において本人確認の登録があれば、【本人確認】タブに確認情報が表示されます。
また、この時点で申込者への【支払い方法】を選択肢より指定します。
宅配買取の決済方法の追加ご希望の場合は、チャットにて以下をカスタマーサポート窓口までお知らせください。
【決済方法の追加先】:宅配買取
【決済名】:※具体的に追加されたい決済名
なお、【支払い方法】において『銀行振込』以外の支払い方法を指定された場合は、「顧客情報」シートの銀行振込先の情報は入力できない状態となります。
なお、ReCOREからヤマト運輸へ集荷依頼を行う集荷依頼サービスをご利用されたい場合は、弊社営業担当もしくはサポート窓口までお問い合わせください。
ご契約いただくことでヤマト自動集荷のアカウントを利用することが可能となります。
また、別途お客様よりヤマト運輸において営業所単位で配送契約を行って頂く必要がございます。
なお、ヤマト運輸とのご契約詳細については、お客様よりヤマト運輸の営業所へご確認をお願いいたします。
上記お手続きが完了されている場合は、宅配買取フォームよりお客様が申込されますと、以下のように自動的に【集荷依頼】の内容が反映されます。
詳細内容を確認されたい場合は、鉛筆マークをクリックすると以下のように集荷依頼内容を確認することが可能です。
ヤマト運輸との自動集荷依頼に関する詳細は、以下のヘルプガイドをご参照ください。
▼ヤマト自動集荷機能について
https://help.recore-pos.com/archives/9507
4.店舗より商品の受取確認と査定
お客様より商品が届きましたら、【着荷済みとしてマーク】ボタンをクリックします。
一件ずつ登録する場合
【買取商品】から、持ち込まれた商品情報を入力し、検索結果より該当する商品情報を選択します。
※該当する商品が見つからない場合
該当する商品が無い場合は、【新規商品の登録】をクリッし、商品登録を行います。
入力した買取商品の査定を入力し、査定が完了後【査定済みとしてマーク】をクリックします。
- 買取点数(必須):1点以上を入力
- 買取単価:税込金額を入力 ※『0円』とする場合は、空白にします。
- 販路(必須):『併売』『店頭のみ』『ECのみ』より選択
- グレード(必須):『新品』『中古A』『中古B』『中古C』『中古D』『未使用』より選択
- 販売単価(必須):『1』円以上を設定入力
- バイヤーコメント:お客様へ伝える査定結果に関する内容はこちらへ記載します。
Excelデータで一括登録する
多数の種類の商品を買取する場合は、Excelデータでの一括登録をおすすめいたします。
なお、商品の買取商品のインポートは、一度に1,000件まで可能です。1,000件以上登録されたい場合は、データを分割して登録を行ってください。
仕入商品【商品をエクスポート】をクリックし、『Excel・Googleスプレッドシート用のファイル』を【エクスポートする】をクリックのうえ、フォーマットをダウンロードします。
▼ダウンロードしたフォーマット
ID/商品コード/JANコード/商品名/数量/重量/仕入単価/販売単価/グレードID/コンディションタグID/コンディション詳細/商品メモ/棚番号/単品不成約/ハッシュ
こちらに以下のように商品のデータを入力していきます。(画像をクリックすると拡大されます。)
【データ入力方法の解説】✳︎印はデータインポート時の必須入力項目
商品(データ)をインポートする際は、インポートデータにおいて最低限必須の情報を入力し、その他入力されたい情報を各項目へ入力が終わりましたらデータを保存します。
- 【ID】:新規登録の場合は、空白にします。情報更新の場合は、新規仕入画面から商品登録がされている状態でデータ出力を行い、IDを変更せずインポートします。
✳︎以下の3つ【商品コード】【JANコード】【商品名】のうち、いずれか1つを必ず必須入力。
- 【商品コード】:既にReCOREに商品カタログが存在している場合は、PDから始まるカタログコードを入力してください。
- 【JANコード】:商品のJANコードがわかる場合は、こちらに入力してください。
- 【商品名】:もし商品コード、JANコードのどちらも分からない場合は、こちらに商品名を入力しておくと、ReCOREカタログ外の新規商品として登録されます。
※JANコード入力の際には、次のガイドに記載されている点にもご注意ください。
▼カタログ・一般仕入のインポート時にエラーが出ます
https://help.recore-pos.com/archives/9476
以下は、データインポート時は任意の入力です。インポート反映後は【重量】を除いて必須入力。
- 【数量】:半角数字で数量を入力。
- 【重量】(任意):「量り買い」設定の商品の場合に半角数字で数量を入力。
- 【仕入単価】:金額を入力。空白の場合は『0円』で反映されます。
- 【販売単価】:『1円』以上を入力。
- 【グレードID】:新品『1』、中古A『2』、中古B『3』、中古C『4』、中古D『5』、未使用『6』のいずれかの数字を入力。
以下は、任意の入力です。
- 【コンディションタグID】(任意):指定したい場合はコンディションタグIDを入力。
- 【コンディション詳細】(任意):商品状態に関して特記事項があれば入力。
- 【商品メモ】(任意):商品における記載事項あれば入力
- 【棚番号】(任意):半角英数字で入力します。商品の保管時に識別する内容を入力します。
- 【単品不成約】(任意):不成約になった場合のみ『不成約』と入力します。
- 【ハッシュ】:新規登録の場合は、空白にします。更新の際は既に表示されている内容を変更しないようご注意ください。入力内容を変更すると更新することができません。
仕入商品にある【商品をインポート】ボタンをクリックします。
表示された商品をインポート画面において、ファイルマークをクリックし入力したデータファイルを選択のうえ、フォーマットには『Excel・Googleスプレッドシート用のファイル』をクリックして【インポートする】をクリックすると、しばらく後に完了結果が表示されます。
※万が一入力に不正があった場合は、右上にエラー通知が表示されます。何行目の入力に誤りがあるかが表示されますので、データを修正し、再度インポート操作を行います。
査定完了を行う
買取商品の入力完了後に、【査定済みとしてマーク】をクリックします。
お客様へSMSまたはメールにて査定完了のお知らせが通知され、ケースは【お客様の確認待ち】と表示されます。
なお、査定完了後にお客様の承認前(ステータス『査定済み』)の状態では、【査定を取り消す】ボタンをクリックすることで、査定内容の変更が可能です。
改めて【査定済みとしてマーク】をクリックします。
※顧客より査定内容の承認(署名)後の場合は、査定内容を変更することができませんので、その場合は、ケースを全件不成約のうえ、改めてお客様よりお申込いただくか店舗より【新規買取】より登録を行ってください。
5.本人確認
【本人確認】タブの【eKYCで開始】または【非対面で開始】より、お客様の身分証の確認を行います。
※【eKYCで開始】をご利用いただく際には、別途ご契約が必要となります
【eKYCで開始】の場合
【eKYCで開始】をクリックすると以下の画面となります。
【登録フォームのURLをコピーする】をクリックし、発行されるURLを先方にお送りし、eKYCの対応を依頼してください。
これにより、何度でもeKYCでの本人確認のやり直しを行うことが可能です。
eKYCの結果が反映されますので、確認のうえ問題なければ【確認済み】ステータスに変更してください。
【非対面で開始】の場合
【eKYCで開始】をクリックすると以下の画面となります。
「登録フォームのURLをコピーする」をクリックし発行されるURLを先方に送り、身分証画像の登録を依頼してください。
本人確認郵便を身分証に記載されている住所に送り、【確認待ち】ステータスに変更してください
※「追跡番号」の項目には本人確認郵便を送付した際の追跡番号を任意でご入力ください
本人確認郵便の到着が確認でき次第、【確認済み】ステータスに変更してください。
6.買取を完了する
お客様が査定完了通知メッセージより、査定結果のURLをクリックして確認します。
(メールの場合【結果の確認と追加情報の入力を行う】をクリックすると次のような画面が表示されます。)
※SMS/メールそれぞれ同じ画面が表示されます。
※査定結果により、お客様が売却しない場合は、該当商品において【売却しない】をクリックします。
お客様より、本人確認情報「生年月日」「職業」を入力のうえ【振込先情報の入力へ】をクリックします。
※こちらは【eKYC】ご契約されていない場合の【非対面】での本人確認手順となります。
お客様より、振込口座の登録【銀行名】【支店名】【口座番号】【口座名義】し、最終確認の署名を入力のうえ【送信する】をクリックして送信します。
手続き完了のメッセージが表示されます。
なお、eKYCご契約ご利用の店舗の場合は、以下のヘルプガイドへ記載されているような流れとなります。ご参照ください。
▼宅配買取でeKYCを利用して本人確認を行う方法
https://help.recore-pos.com/archives/4873
お客さまが売却に承諾され【送信する】をクリックすると、ReCOREの画面上に通知が表示されます。
メニューの一番右の旗マークをクリックすると、通知一覧が表示されます。
例の画像では、一番上が宅配-査定承諾による通知となっております。
該当の通知をクリックすると、査定承諾の詳細が表示されます。
お客様より査定承認が完了すると、ステータスが【査定済み】から【査定承認済み】に変更されます。
なお【申込情報】タブより「署名」の『署名済み』をクリックすると署名が画面に表示されます。
また、【本人確認】タブより確認ID問題なければ確定を行い、問題なければ【確認済みとしてマーク】をクリックします。
▼本人確認の方法『eKYC』の場合
確認後に、【買取を確定する】をクリックします。
買取確定後、お客様へのお振込が完了いたしましたら、【支払い済みとしてマーク】をクリックします。
この処理によりメール/SMSで通知が送信されます。
支払い完了すると、ステータスが『支払い済み』と表示されます。
査定結果において、一部不成約や不成約となった場合
商品の返送手配を行い返送手配が完了後、【配送業者】【お問合せ番号(伝票番号)】を入力のうえ、【返送済みとしてマーク】をクリックします。
返送完了後、返送ステータスは『返送済み』と表示されます。
お客様が会員により既に有効な本人確認情報がある場合
※当該ケースにおいて、あらかじめ「顧客情報」に会員を呼び出し反映されている場合に限ります。
お客様が査定完了通知メッセージより、査定結果のURLをクリックして確認します。
(メールの場合【結果の確認と追加情報の入力を行う】をクリックすると次のような画面が表示されます。)
既に有効な登録済みの本人確認情報が登録されている場合は改めて本人確認を行う必要がありません。
以下のようなメッセージが表示されすので、【振込先情報の入力へ】画面をクリックします。
見積書、売買契約書が必要な場合
書面で見積書、売買契約書をお客様に送付したい場合、ケース画面内より印刷することが可能です。
なお、各書類のフッターの文言は店舗別設定にて変更していただくことが可能です。
以下のヘルプガイドの「宅配買取書類設定」にも詳細を記載しておりますのでご参照ください。
以上で一連の宅配買取作業は完了です。
7.買取の再交渉を行う
買取商品の不成約が発生した場合、買取ケース内の情報を引き継いだ状態で新規ケースを作成し、査定金額の修正を行うことが可能です。
なお、査定商品の全件不成約、一部不成約で操作手順が異なりますので以下の操作手順をご参照くださいませ。
全件不成約の場合
エンドユーザー様に買取商品の査定金額提示後、全ての商品が不成約となった場合は以下の手順にて再交渉ケースを作成することが可能です。
ケース画面内の「全件キャンセル」をクリックすると「再交渉ケースを作成」の選択肢が表示されますので、そちらをクリックしてください。
下記画像の赤枠のアイコンをクリックすることで、顧客情報や商品情報が引き継がれた再交渉の新規ケースに遷移しますので、査定金額の修正を行うことが可能です。
一部不成約の場合
買取商品の査定金額を提示後、一部の商品が不成約となった場合は以下の手順にて再交渉ケースを作成することが可能です。
査定金額確認後、商品に一部不成約が発生した場合は「再交渉ケースを作成」ボタンが表示されますので、そちらをクリックしてください。
同様にアイコンをクリックすることで、顧客情報と不成約となった商品情報を引き継いだ新規ケースに遷移しますので、査定金額の修正を行うことが可能です。
再交渉ケース作成後、ケース画面内およびケースリストの表示が全件不成約と一部不成約で異なります。
以下にそれぞれの表示を記載いたしますのでご参照ください。
全件不成約の場合
▼ケース画面
▼ケースリスト
※全ての査定商品が不成約となりますので、ケースリストでのステータスは「キャンセル」となります
一部不成約の場合
▼ケース作成後
▼ケースリスト
※成約商品もあるためケースリストでは「査定承諾済み」のステータスとなり、買取操作を進めることができます
※査定金額を提示し、お客様が査定承諾後に一部返却を依頼された場合は、再交渉ケースを作成することはできず、全件キャンセルを行い新たに新規ケースを作成いただく必要がございます
8.備考
- 各ケースのステータスは一覧からも確認することができます。詳細検索よりステータスごとで検索することも可能ですので、お客様への対応漏れ防止にお役立てください。
- なお、通常の買取とは異なり、一度、宅配買取で買取された会員様のデータを保存し、次回以降に入力を省略するなどができません。こちらについては、改修を予定しておりますのでご期待くださいませ。
9.その他
関連するガイドのご案内
宅配買取について
https://help.recore-pos.com/archives/6495
以上が、宅配買取の操作手順についての解説です。
こちらにおいて不明な点がございましたら、チャットにてお問合せください。