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棚入れアプリ(ロジAPP)を活用した出品〜出荷オペレーションの流れ

  • 公開日:2025年04月21日
  • 更新日:2025年05月15日

当ヘルプガイドでは、ReCOREの棚入れアプリ(以下、ロジAPP)を活用して、商品を出品し、受注管理〜出荷までを行う一連のオペレーションの流れについて解説します。

当ヘルプガイドでわかること

  • ロジAPPを使った出品管理の進め方
  • 出品後の受注管理と出荷対応の流れ
  • 店舗/倉庫オペレーションへの棚入れアプリの活用方法
対象メニュー

ロジAPPとは

ロジAPPはもともと「在庫を正しく棚に登録する」ことを目的としたアプリですが、棚入れと同時にReCOREの自動出品ルールが起動し、指定したECモールへ自動出品を可能とします。

また、出荷時にはゆうプリRとの連携を活用し、ピッキングや伝票印刷などの出荷オペレーションも一元管理できるアプリです。

ご利用前の前提条件

ロジAPPを使用した出品〜出荷オペレーションを行うにあたり、以下の設定・準備が必要です。

ReCORE側での事前設定

棚入れアプリを活用することで、以下のような業務連携が可能になります。

  • 棚入れ作業を行うと、ReCOREの自動出品ルールが発動し、対象商品がECに自動で出品

  • 受注後は、アプリ内で該当の受注データを読み取ることで、ゆうプリRとの連携が可能となり、一括での出荷処理が行える

これらの連携を実現するためには、事前に以下の設定が完了している必要があります。

No 業務種別 設定機能 詳細先URL
1 入庫 棚番号への登録(棚入れ) 詳しく見る
2 出品 自動出品ルールの設定 詳しく見る
3 出品 Liquidを用いたEC出品テンプレートの設計 詳しく見る
4 出荷 サブステータス設定 詳しく見る
5 出荷 メッセージテンプレート設定 詳しく見る
6 出荷 ゆうプリRとの紐づけ 詳しく見る

注意

当アプリから出力される【出荷CSV】は、ゆうプリRにのみ対応したフォーマットです。

そのため、ヤマトB2クラウドや佐川e飛伝Ⅲでは取り込みができません。
あらかじめご注意ください。

棚入れアプリはスマートフォンでの利用を想定

バーコードの読み取りをスマートフォンで行うことを想定しているため、外付けワイヤレスバーコードリーダーのご用意を推奨しております。

弊社指定名称のサブステータス設定が必要

当アプリで一括出荷のオペレーションを運用する場合、ReCOREのEC受注管理における「サブステータス」は、当社指定の文字列であらかじめ設定しておく必要があります。

棚の管理には棚番ラベルが必要

在庫の管理には、ReCOREから発行した棚番ラベルを棚に貼り付けて運用します。

なお、ReCOREの棚番には階層の概念がないため、必要に応じて「A-1000-2」など、階層がわかるように独自のルールで名称を設計してください。

想定される出品オペレーション

1ReCOREへの在庫登録

ReCOREでの店頭買取または一般仕入で在庫登録を行う

2在庫情報の入力

出品する在庫の出品用画像を在庫情報に登録する

また、商品説明欄に掲載したい情報は、在庫属性に登録する

3棚入れ準備

商品を棚入れできる状態にする
※売れたらすぐに箱詰めして出荷できる状態まで準備しておくことを推奨します

4ロジAPP起動

ロジAPPを起動し、「EC > 入庫/移動(EC)」を選択する

5実際の棚へ移動

出品する在庫を保管する棚へ移動する

6棚番ラベルの読み取り

棚に貼られた棚番ラベルのバーコードをロジAPPを開いた状態で、バーコードリーダーを使って読み取る
→ 読み取りが完了すると、画面に棚番号が表示され、次は在庫コードの読み取り画面へ自動で切り替わります

7棚入れする商品の在庫ラベルの読み取り

在庫に貼られた在庫コードを読み取る
→ 上記で読み取った棚に保管するすべての在庫コードを、連続で読み取っていきます

8棚登録

すべての在庫を読み取り終えたら「棚登録」ボタンを押す

9棚入れ完了

棚入れが完了すると、在庫のロケーションが「倉庫1」になり、棚番号も反映された状態になる(ReCORE上で確認可能)

10棚入れ後のECモールへの自動出品

自動出品ルールが起動し、対象商品がECモールに自動出品される
自動出品ルールの設定例:

  • カテゴリ別
    → 取り扱う全カテゴリを設定
  • 対象グレード
    → 出品対象とするすべてのグレードを選択
    (全在庫出品の場合は空欄でOK)
  • 出品ロケーション
    → 「倉庫1」を必ず選択
  • EC出品テンプレート
    → 事前に設計したテンプレートの粒度に応じて使い分け

想定される受注後オペレーション

1受注情報の確認と出荷準備

ECで商品が売れると、ReCOREでは受注ステータスが「保留中」となり、入金が確認されると受注ステータス「未出荷」>サブステータス「出荷可能」に移動します。

「出荷可能」に該当するサブステータスは、下記の4つを記載の順番・文字列完全一致で設定しておく必要があります。

→ 出荷可能
→ 印刷済
→ ピッキング開始
→ ピッキング完了

ロジAPPの「 出荷対象リスト」を選択

2出荷対象データの確認とCSV出力準備

ロジAPPの「出荷対象リスト」には、当日出荷すべき受注がID単位で表示される
→ 表示される件数は、ReCORE管理画面の「出荷可能」件数と一致します。

確認後、棚入れアプリの画面右上「印刷」を押す

3CSVエクスポート

印刷画面から「CSVエクスポート」を押す

※必要に応じて、出荷CSV内の品名を変更することも可能です。

4配送伝票の事前準備

出力されたCSVを、ゆうプリRにインポートし、出荷伝票を事前に印刷しておく

5ピッキングリストの印刷

印刷画面の「印刷」ボタンを押すと、受注単位でピッキングリストが印刷される
→ この操作により、ReCORE受注画面のサブステータスが「印刷済」に自動で変更されます

6配送伝票とピッキングリストをまとめる

配送伝票とピッキングリストを、受注単位でセットにしておく
→ 例:Aさんの配送伝票とAさんのピッキングリストを1セットにまとめる

7ピッキング作業の準備

ピッキング用に、受注IDごとに在庫を入れるカゴなどを用意し、配送伝票とピッキングリストを1セットにしてカゴに入れておく

棚入れアプリ画面右側3本線のメニューから「EC > 出庫(EC)」を選択する

「受注ID」欄で、各受注に対応するQRコードを読み取る
※出荷対象のすべての受注IDを読み取ってください

8ピッキング作業①

ReCORE受注管理のサブステータスが「ピッキング開始」に自動で変更される

上記7.ピッキング作業の準備で行ったカゴと一緒にピッキングを行う

9ピッキング作業②

商品をピックしたら、棚入れアプリで該当在庫の在庫コードを読み取る

10ピッキング作業③

すべての在庫を読み取り、「未ピック0件」になるまで繰り返す

11ピッキング作業完了

すべての在庫を読み取り終えたら、「ピッキング完了」を押す
→ ReCOREのサブステータスが「ピッキング完了」に自動で変更されます

12出荷処理

商品と伝票が一致していることを確認し、梱包して実際の出荷作業を行う

13出荷処理とステータス反映

出荷後、ゆうプリRから出力した「出荷済みCSV」をReCOREに取り込むことで、対象受注のステータスを一括で「出荷済み」へ更新

→ 出荷完了時に、事前に設定した出荷完了メッセージが自動で送信されます

以上です。

当アプリの運用をご検討の場合は弊社運用担当者もしくは下記メールアドレスまでご連絡ください。

recore-success@novasto.co.jp

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