ReCOREで買取を行う
公開日:2019年02月28日更新日:2023年08月09日
概要
こちらの記事では、ReCOREでの買取の一連の流れをご紹介いたします。
目次
- 買取の流れ
- 買取画面を開く *必須
- 操作スタッフを確認 *必須
- お客様の会員・非会員を確認
- 呼出番号の発券
- 買取商品の入力 *必須
- 買取商品の査定入力 *必須
- お客様より査定内容を確認 *必須
- 本人確認 *必須
- 買取を確定する *必須
- その他
※画像はクリックすると拡大されます。
買取画面を開く
✳︎マークの表記ある項目は必須設定の項目です。
以上の一連の流れに沿って、順番に解説いたします。
まずは、画面右上の三本線をクリックし、ReCOREの【店頭買取】メニューから、【新規買取】を選択します。
買取作業中は、何か入力を行う度に、自動的に保存されますのでご安心下さい。
※数値入力は、全て半角で行います。
操作スタッフと店舗名を確認
画面が開いたら、まず右上に表示されるスタッフ名と店舗名を確認します。
※スタッフ名が操作対応者と違う場合は、バーコードリーダーでスタッフコードを読み取り、担当スタッフ情報の変更を行います。
※店舗名が異なる場合は、店舗名右横の【V】をクリックして店舗名を選択します。
お客様の会員・非会員を確認
◆会員の場合のみ
「顧客情報」に【会員コード】のバーコード読み取りや顧客名を入力のうえ【検索】します。
該当する顧客情報をクリックすると、会員に登録されている情報が自動的に反映されます。
なお、会員における身分証の確認状況がある場合は「本人確認」欄に表示されます。
◆会員以外の場合(身分証の確認)
その場で会員として登録する場合は、【空会員を発行】ボタンをクリックして、仮会員の登録を行います。
会員登録を行わない場合は、顧客の「姓名」や「電話番号」などを入力します。
呼出番号の発券
買取希望のお客様にお待ちいただく場合は「呼出番号」を発券します。
お客様には「店頭買取受付番号」(左側)をお渡しし、もう一方の「店頭買取受付番号(店頭控)」は店舗用として保管します。
▼出力イメージ
左側:「店頭買取受付番号」お客様お渡し分
右側:「店頭買取受付番号(店頭控)」店舗預り分
【店頭買取>ケースリスト】画面より【買取コード】をバーコードリーダーで読み取り検索して該当ケースを呼び出します。
なお、【呼出番号】を目視して該当ケースを確認することも可能です。
買取商品の入力
買取を希望する商品情報を【買取商品】に入力します。
あらかじめ登録している商品カタログの場合、買取商品のカタログ(PDコード)のバーコード読み取りや商品カタログのキーワード入力、JANコード入力などから検索を行い表示させて選択します。
※該当する商品が見つからない場合
該当する商品がない場合、【新規商品の登録】をクリックして必要情報を入力のうえオリジナルの商品カタログを登録することが可能です。
※登録後において商品カタログの検索や確認をスムーズに行うため、【買取商品】に正確な商品名を入力することを推奨します。
【新規商品の登録】をクリックすると、以下のような画面が表示されます。商品に関する情報を入力のうえ、【商品を新規作成する】ボタンをクリックし登録を行います。
なお、商品カタログに関する詳細については、以下のヘルプガイドを参照します。
▼商品カタログについて
https://help.recore-pos.com/archives/256
会員の過去の買取履歴(不成約を含む)より商品を登録したい場合
会員登録されているお客様の場合は、過去の買取履歴より商品を登録することが可能です。
「顧客情報」に【会員コード】バーコードの読み取り、または顧客の名前など入力のうえ【検索】をクリックします。
表示された該当会員を選択し、【履歴を表示】をクリックします。
買取商品取引履歴より該当する商品の【+追加】ボタンをクリックします。
クリックされた商品が「買取商品」に追加されます。
なお、【買取商品取引履歴】画面において【他店舗の履歴を含める】にチェックをつけると、現在操作中の店舗以外の取引情報を表示することが可能です。
買取商品の査定入力
先ほど入力した買取商品の査定を入力します。
- ✳︎買取点数:1点以上を入力
- 買取単価:税込金額を入力 ※『0円』とする場合は、空白にします。
- ✳︎グレード:『新品』『中古A』『中古B』『中古C』『中古D』『未使用』より選択
- ✳︎販売単価:『1』円以上を設定入力
ReCOREデータベースに商品のカタログ情報がある場合、または【設定】にて「売買価格ルール設定」を行なっている場合は、【買/売推奨単価】に金額が表示されるので、表示された【買/売推奨単価】をクリックして買取単価や販売単価を入力することができます。
なお、反映内容に変更がある場合は【買取単価】【販売単価】項目に直接金額を入力します。
また、これまでに同じ商品が売買取引されている場合や店舗に在庫がある場合、右下に参考情報が表示されます。
査定金額の決定において参考にします。
次に、補足事項がある場合は項目右側のコンディション情報を入力します。
コンディションタグ:事前に登録されている商品の状態を表すタグになります。
コンディションタグ項をクリックすることで候補が表示されますので該当するものは、任意で選択します。
コンディション詳細:自由記載項目です。特記事項や補足をご記入ください。
こちらで入力した情報は、プライスカード出力時に反映されます。
なお、査定金額に対して調整を行う場合は【小計調整】に金額を入力し、お客様がクーポン持参の場合にはクーポンコードを読み取るなどして適用して反映させます。
なお、クーポンの作成・適用方法の詳細は、以下のヘルプガイドを参照ください。
査定内容に相違なければ、画面右端の【査定完了としてマーク】ボタンをクリックします。
査定完了後、画面左上のステータスは「新規ケース」から「査定完了」に変わります。
査定完了後、お客様との交渉などから査定金額を修正する場合は、【査定金額を修正】ボタンをクリックすると改めて査定内容を編集することが可能です。
お客様より査定内容を確認
店舗のタブレット端末を使って確認する場合
【お客様確認待ち】の右横のボタンをクリックして表示されるQRコードをタブレット端末で読み取り、お客様に査定結果を確認していただきます。
次のように査定結果とお客様情報の入力画面が表示されます。
査定結果についてお客様より了承される場合には、内容を確認のうえ各必要事項を入力と「ご署名」欄にサイン入力をしていただきます。
店舗スタッフの方より署名内容などが正しく入力されているかどうか最終確認のうえ、【送信する】をクリックすると、ステータスは「査定承認済み」になります。
※こちらで入力された情報は、買取ケースの情報に保存されますが、会員情報として保存はされませんのでご注意ください。
※「送信する」をクリック後にケースのステータスが「査定承認済み」になりますと、査定金額や買取対象商品の変更・署名内容を入力し直すことができませんので、ご注意ください。
顧客情報では、お客様が入力された内容を確認することが可能です。
お客様に契約書の控えをお渡する場合は、【質入契約書を印刷】をクリックすると、印刷することが可能です。
見積書を印刷して確認する場合
【見積書を印刷】をクリックします。
印刷された買取見積書をお客様へ渡して、内容を確認していただきます。
査定結果についてお客様より了承いただいた場合には、【売買契約書を印刷】をクリックします。
印刷された売買契約書をお客様に確認いただき、「お客様署名」に署名のうえ、書類を受け取ります。
▼売買契約書イメージ
店舗でお客様が必要項目に記入された用紙を元にスタッフがデータ入力を行う場合は、【顧客情報】項をクリックして以下の項目を入力します。
- ✳︎名前
- ✳︎性別
- ✳︎電話番号
- ✳︎住所
署名内容を確認のうえ、【確認済みとしてマーク】をクリックすると、ステータスは「査定承認済み」になります。
本人確認
お客様の身分証を確認のうえ「本人確認」の【対面で開始】より、身分証情報を入力します。
スキャナとの接続設定が済んでいる場合は、【スキャナから読み込む】をクリックします。
※PCに保存された画像データを利用する場合、【画像アップロードする】をクリックしデータ保存先よりファイルを指定します。
運転免許証の場合は、スキャナ後に【OCR-スキャナ】をクリックすると、身分証の情報が自動で読み込まれ手入力により手間を省くことが可能です。
※運転免許証以外の身分証の場合は、各項目へ直接入力を行います。
【確認済みとしてマーク】をクリックするとステータスは『確認済み』となりますので、【×】ボタンでy閉じます。
『確認済み』ステータスでは、「メモ」欄以外の内容を変更することはできません。
※【OCR-スキャナ】をクリック時に、『エラーが発生しました 認証に失敗しました。』と表示される場合は、画像が正しく読み取りできていない可能性がございます。
その場合は、こちらの記事「免許証スキャンの正しい向きは? 」「身分証のOCRがうまくできません」を参考のうえ、改めて身分証をスキャン読み取ってから操作を行ってください。
この際、顧客を会員登録される場合は、買取の確定前に必ず【仮会員を発行】または既に発行済みの空(顧客情報が未入力の状態)の会員コードを読み取るなどして、関連付けの操作を行います。
新規顧客の会員登録については、会員登録についてをご参照ください。
買取を確定する
署名など買取者の承諾後に、【買取を確定する】ボタンを押します。
表示された【チェックアウト】画面に【買取合計】が表示されます。
内容を確認後、【支払い金】における対象の金種に金額を入力のうえ【確定】ボタンをクリックします。
【チェックアウト完了】画面が表示され、レシート及び在庫ラベルの発行が可能です。
必要に応じて【発行】ボタンを押して印刷します。
なお、「在庫ラベル」を【発行】をクリックすると、買取確定された商品全て(数量分)のラベルが印刷されます。
在庫ラベルを必要枚数分で印刷されたい場合は、【在庫>在庫リスト】画面より印刷行います。
「在庫ラベル」の詳細手順については、以下のヘルプガイドを参照ください。
その他
商品情報を修正する
カテゴリや商品名などの商品情報を編集したい場合は、商品名の横にある【情報修正】ボタンを押してください。
以下の様なポップアップ画面が開きますので、情報の修正を行ってください。
▲上の例では、商品名を編集しました。
情報の修正後、一番下の【商品情報を更新する】ボタンを押すと、以下の通り情報修正が反映されます。
買取が不成約となった場合
お客様の署名前のステータス「査定完了」時点までは、一部の商品が不成約となった場合に、【買取商品】項にて選択した商品の左端にある「不成約」ボタンをクリックすることで、買取から除外することが可能です。
「不成約」ボタンをクリックされますと以下のような表記となります。
また、査定結果より全ての商品が不成約となった場合には、「全件不成約にする」ボタンをクリックされますと、不成約のケースとして終了することが可能です。
ケースを削除する
買取対応中に取引が中止になった場合は、【削除】ボタンをクリックすることで、データを削除できます。
上記操作を行われますと当該ケース内容が全て削除されますので、ケースリストにも履歴が残りません。
※なお、査定完了以降のケースは、ケース削除はできませんのでご注意ください。
以上がReCOREを使った買取の一連作業となります。
ご不明点ございましたら、ReCOREのヘルプチャットもご利用くださいませ。
【参考記事】