在庫操作画面で現在庫数『0』と表示され処理できない
- 公開日:2023年02月06日
- 更新日:2023年12月08日
現在庫数『0』と表示されている場合、指定された場所(店舗・ロケーション)において、当該在庫が*在庫操作を行える状態にないことを表します。
*在庫操作とは「店間移動・店内移動・分割・結合・振替・廃棄」を示します
なお、在庫の状況が以下のような状態に限り、現在庫数『0』の場合であっても各店舗にて在庫操作が可能となります。
・【在庫リスト】画面において『販売可』の状態にある場合
・【品出し待ち】画面において『在庫(その他)』の『準備中』(品出し前)の状態にある場合
また、在庫が次のような状態にある場合は、*在庫操作を行うことができません。
①自店舗において販売済・廃棄済などで既に存在しない
②他店舗にあるため店舗には存在しない
③他の販売・ECなどで確保中である
④在庫の保管場所が店内ロケーションと実際の在庫保管場所が異なる
目次
在庫の状態と対応について
各在庫の状況に応じて対応方法が異なります。
まずは在庫の詳細状況を確認のうえ、各状況に応じて対応を行います。
在庫の詳細を確認
【在庫リスト】画面の店舗を『全店舗』、画面右上のロケーションを『すべての在庫』を選択のうえ、当該在庫のITコードなどを入力して【検索】します。
表示された在庫の状態を確認します。
・在庫の店舗名は、操作されたい店舗名と一致していますか
・在庫(販売可)に数量は表示されていますか
・在庫(その他)に数量は表示されていますか
在庫情報のITコードをクリックすると在庫詳細画面が表示されます。
・在庫数では、どんな状態でどの店内ロケーションに保管されていますか
※在庫履歴では、現在の在庫数における詳細履歴が確認できます
各在庫における対応方法
『デフォルト』以外のロケーションにある場合
・【在庫(販売可)】数量あり
【在庫(販売可)】左横にある【i】マークへカーソルを移動すると店内の保管場所(ロケーション)と数量が表示されます。
・在庫数:『デフォルト』以外に数量あり
在庫の店内ロケーションが『デフォルト』以外にある場合は、販売可能な『デフォルト』へ移動します。
以下の画面のように、該当在庫の現在の保管場所である【店舗】【店内ロケーション】【在庫コード】を指定のうえ、左側にチェックをつけて【在庫操作】より【店内移動】を行います。
以下の画面のように、現在の在庫状況を指定のうえ、【移動先ロケーション】を選択し内容に間違いなければ、【実行】をクリックします。
【在庫ステータス】
【ロケーション】
【数量】
在庫の店内移動の詳細については、以下のヘルプガイドをご参考ください。
品出し前の場合
・販売する店舗に販売できない在庫【在庫(その他)】の数量あり
【在庫(その他)】左横にある【i】マークへカーソルを移動すると店内の保管場所(ロケーション)と数量が表示されます。
・【在庫詳細】画面の在庫数『準備中』に数量あり
買取・仕入後に商品の品出し操作される前の状態のため、【在庫>品出し待ち】画面より保管場所の店内ロケーションと在庫操作メニューを選択のうえ操作を行います。
取置中の場合
・販売する店舗に販売できない在庫【在庫(その他)】の数量あり
・在庫数:『取置中』に数量あり
・在庫履歴:取置ケースが表示されている
店頭販売・一般販売・ECなどで取置中は在庫操作を行うことができません。
取置中のケースにおいて在庫解放のうえ在庫操作を行います。
なお、詳細は以下のヘルプガイドを参照してください。
▼商品の取り置き(在庫の確保)を行う
https://help.recore-pos.com/archives/100
▼ECモール受注のキャンセル時の対応(在庫戻し)について
https://help.recore-pos.com/archives/2697
別店舗にある場合
・販売する店舗とは別の店舗に【在庫(販売可)】の数量あり
当該商品を保管されている店舗から当該店舗へ店間移動のうえ、在庫操作を行います。
また、以下の画像のように店舗【本店】で販売しようとしたところ、在庫リストで確認時には、他店舗【大阪店】に在庫がある状況となっていた場合は、詳細を確認します。
▼大阪店の在庫詳細
▼本店の在庫詳細
既に店間移動にて、データ上は在庫が移動しているものの、移動前の店舗【本店】に在庫があり販売しようとした際、社内において販売するかどうかなど確認のうえ、移動前の店舗【本店】で販売される場合は、店間移動を行い販売を行います。
なお、詳細は以下のヘルプガイドを参照してください。
▼商品を店間移動する
https://help.recore-pos.com/archives/153
全店舗にない場合
・【在庫(販売可)】数量『0』
・【在庫(その他)】数量『0』
改めて貴社内で確認のうえ、現物はあるものの、既に販売済であるにも関わらず、同商品を別途販売を行う必要がある場合は、一般仕入より改めて商品を仕入操作のうえ、在庫操作を行います。
なお、別の販売時に指定した商品が誤っていた場合は、以前に販売済の該当ケースにて返品操作のうえ、改めて正しい販売を行っていただくことも可能です。
※上記の操作では、新たな返品・仕入れなどが発生することにより、ダッシュボードや経理レポートに新たな計上や返品などが反映されますので、改めて社内でご確認のうえ、操作を行っていただくなどご注意ください。
なお、詳細は以下のヘルプガイドを参照してください。
▼一般仕入(業者仕入)について
https://help.recore-pos.com/archives/1072
不明な点がございましたら、チャットにてお問合せください。
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