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一般仕入(業者仕入)について

公開日:2019年08月22日更新日:2023年04月11日

概要

こちらの記事では、業者から商品を仕入れた場合の処理について解説いたします。

ケースリストから仕入ケースのデータをダウンロードのうえ、買掛の管理をすることが可能です。

 

目次

 

✳︎マークの表記ある項目は必須設定の項目です。

取引業から商品を納品された際は、【一般仕入】メニューより【新規仕入】を行います。

 

 

取引企業を入力する

取引先の会員を指定します。

会員登録済みであれば、「会員情報」に該当する法人企業の「会員コード」または「会社名」を入力後に【検索】をクリックのうえ、該当する取引先を選択します。

登録されている会員を表示すると、次のように表示されます。

※会員未登録の場合は、【仮会員を発行】ボタンをクリックして、会員登録を行います。

なお、取引完了後に「会員」メニューの「会員リスト」画面より会員コードを検索のうえ会員の詳細情報を登録することも可能です。

 

取引企業に応じて仕入単価の税設定などを変更したい場合は、次のように操作を行います。

税設定を変更したいケース右上にある【設定】をクリックします。

 

【設定】詳細画面には、【設定】メニューの本部設定の「消費税設定」で指定されている状況が表示されます。

指定したい項目をクリックのうえ、【×】ボタンで閉じます。

  • 仕入単価税:一般仕入より仕入商品の仕入単価について『税抜』『税込』のどちらか一方を設定します。
  • 小計調整税:一般仕入のケースの販売金額において小計調整を行う際、税抜き価格から調整する場合は『税抜から』、税込み価格から調整する場合は『税込から』を設定します。

 

 

 

仕入商品を入庫する

一件ずつ登録する

まずは、ReCORE上から一件ずつ登録する方法をご紹介いたします。

画面下部【仕入商品】項の【商品を検索】欄に仕入れた商品のJANコードやカタログ(PDコード)をバーコードリーダーで読み取る、または、商品名を検索してください。

 

該当する商品が表示されましたら、商品を選択します。

※該当する商品がない場合、【新規商品の登録】から追加をします。

貴社内においてカタログ作成の運用ルールなどがある場合は、事前のご確認のうえ商品カタログを行ってください。

 

次に、各商品毎に以下の項目をそれぞれ選択および入力を行います。

  • ✳︎数量:半角数字で数量を入力。
  • ✳︎仕入単価:金額を入力します。空白の場合は『0円』で反映されます。
  • ✳︎販売単価:『1円』以上を入力。
  • ✳︎販路:基本『併売』として表示されていますので、必要に応じて『店頭のみ』『ECのみ』へ変更します。
  • ✳︎グレード:『新品』、『中古A』、『中古B』、『中古C』、『中古D』、『未使用』より指定します。
  • コンディションタグ:事前に登録されている商品の状態を表すタグより指定が可能です。コンディションタグ項をクリックすることで候補が表示されますので該当するものを任意で選択します。
  • コンディション詳細:自由記載項目です。特記事項や補足があれば入力します。
  • メモ:自由記載項目です。

 

Excelデータで一括登録する

業者から多数の種類の商品を仕入れる場合は、Excelデータでの一括登録をおすすめいたします。

まずは「一般仕入>新規仕入」画面の仕入商品【商品をエクスポート】をクリックし、『Excel・Googleスプレッドシート用のファイル』を【エクスポートする】をクリックのうえ、フォーマットをダウンロードします。

▼ダウンロードしたフォーマット

 

こちらに以下のように商品のデータを入力していきます。(画像をクリックすると拡大されます。)

 

 

【データ入力方法の解説】✳︎印はデータインポート時の必須入力項目

商品(データ)をインポートする際は、インポートデータにおいて最低限必須となる①と③を入力し、その他入力されたい情報を各項目へ入力が終わりましたらデータを保存します。

操作を行ないます。

✳︎以下の3つ【商品コード】【JANコード】【商品名】のうち、いずれか1つを必ず入力。

  • 【商品コード】:既にReCOREに商品カタログが存在している場合は、PDから始まるカタログコードを入力してください。
  • 【JANコード】:商品のJANコードがわかる場合は、こちらに入力してください。
  • 【商品名】:もし商品コード、JANコードのどちらも分からない場合は、こちらに商品名を入力しておくと、ReCOREカタログ外の新規商品として登録されます。

※JANコード入力の際には、次のガイドに記載されている点にもご注意ください、
▼カタログ・一般仕入のインポート時にエラーが出ます
https://help.recore-pos.com/archives/9476

②データインポート時は任意の入力です。インポート反映後は【重量】を除いて必須入力。

  • 【数量】:半角数字で数量を入力。
  • 【仕入単価】:金額を入力。空白の場合は『0円』で反映されます。
  • 【販売単価】:『1円』以上を入力。
  • 【重量】:「量り買い」設定の商品の場合に半角数字で数量を入力。

✳︎【販路】:併売の場合は 『STORE_EC』/ 店頭のみの場合は『STORE』/ ECのみの場合は『EC』と入力。

【グレードID】新品『1』、中古A『2』、中古B『3』、中古C『4』、中古D『5』、未使用『6』のいずれかの数字を入力。インポート反映後は必須入力。

【コンディションタグID】:任意のため必要な場合のみ入力。

【コンディション詳細】:任意のため商品状態に関して特記事項があれば入力。

【商品メモ】:任意のため商品における記載事項あれば入力

 

仕入商品にある【商品をインポート】ボタンをクリックします。

 

表示された商品をインポート画面において、ファイルマークをクリックし入力したデータファイルを選択のうえ、フォーマットには『Excel・Googleスプレッドシート用のファイル』をクリックして【インポートする】をクリックすると、しばらく後に完了結果が表示されます。

 

※万が一入力に不正があった場合は、右上にエラー通知が表示されます。何行目の入力に誤りがあるかが表示されますので、データを修正し、再度インポート操作してください。

 

インポートされた商品データは、次の画像のように表示されます。

なお、次の項目は、仕入確定前に入力する必要がございます。

  • ✳︎数量
  • ✳︎仕入単価
  • ✳︎販売単価
  • ✳︎グレード

表示された画面で入力項目の編集が可能です。必要に応じて修正ください。

 

仕入を確定する

仕入商品の入力作業後、数量や金額に間違いがないかを確認します。

※仕入れ総額に対して値引きを行う場合は、【小計調整】に調整金額を入力します。

全て確認後に【入庫を確定する】ボタンをクリックします。

 

※クリック後、次のような再確認メッセージが表示されますので問題なければ【OK】をクリックします。

以上で、仕入商品は入庫が確定され【在庫リスト】画面に反映されます。

 

ラベルを印刷する

この際、入庫商品の【商品ラベルを印刷する】をクリックされますと入庫された全商品ラベルが印刷されますので、商品へ貼り付けます。

 

なお、入庫確定後に必要な在庫のみラベルを印刷されたい場合は、後ほど【在庫】メニューの【在庫リスト】より対象商品の左側にチェックをつけて、【全○件一括操作】【在庫ラベル印刷】をクリックして印刷することが可能です。

 

 

※注意

この時点では在庫の入庫のみ確定した状態です。支払いは未確定のためダッシュボードや経理レポートには反映されておりません。

支払いの確定する方法は、次に記載いたします。

 

 

支払いを確定する

入庫と同時に支払いを行う

入庫の確定が完了し、その場で支払いを行う場合は【支払いを確定する】ボタンをクリックします。

 

表示された「支払い確定」画面に、【支払方法】を選択肢より指定し【支払日】を入力します。

 

支払い方法:プルダウン選択肢(例:現金、クレジットカード、銀行振込)より指定します。

支払日:ケース作成日から操作現在までの日時を指定することが可能です。

 

入力内容に間違いなければ、【確定】ボタンをクリックして確定します。

 

支払いが確定すると、次のように表示されます。

 

後日支払いを行う

業者仕入れにおいては、入庫と同時に支払いする場合、入庫とは別日に支払いする場合、入庫とは別に月末にまとめて支払いする場合などがございます。

入庫と支払いが別タイミングの際は、入庫のみ確定後、後日支払いを確定するフローとなり次のように説明いたします。

 

【一般仕入】メニューより【ケースリスト】をクリックします。

これまで処理されている一般仕入のケースリストが表示されます。

 

入庫完了済みで支払いが完了していないケースを検索します。

【詳細検索】をクリックして以下のように指定のうえ、【検索】ボタンをクリックします。

ステータス:『完了』
支払いステータスに『未支払い』

※入庫日【仕入確定日】や対応スタッフ【スタッフコード】、商品名【仕入商品名】などを指定して絞り込むことも可能です。

 

該当するケースのBGから始まる「仕入コード」をクリックします。

 

次のような一般仕入のケース詳細画面が開きます。

 

 

【支払いを確定する】ボタンをクリックします。

 

【支払方法】を選択肢より指定し【支払日】を入力のうえ、【確定】ボタンをクリックして確定します。

※【支払日】には、ケース作成日から現在までの日時を指定することが可能です。

最終的に入庫と支払いが完了しているケースは、次のようなステータス表示となります。

 

 

 

各書類の保管について

一般仕入の画面では、取引先顧客より受け取られた請求書や納品書などを各ケースごとに保管することが可能です。

スキャンする場合

当該書類を複合機にセット後、上記画像の「スキャナから読み込む」をクリックしてください。

スキャンが正常に完了されますと下記画像のように読み込んだデータが表示されます。

 

ファイルをアップロードする場合

すでに当該書類をPDFなどのデータにされている場合には、上記画像の「ファイルをアップロードする」をクリックしてください。

アップロードが正常に完了しますと、上記の画像のようにアップロードしたファイルが表示されます。

 

 

買掛管理について

一般仕入された商品は、経理上いったん買掛で処理されている場合も多いかと思います。
一般仕入のケースリストよりExcelデータをダウンロードのうえ、ご活用ください。

 

【一般仕入】メニューの【ケースリスト】を開きます。

これまでにあった一般仕入のケースが全件表示されますので、一括操作ボタンからExcelをダウンロードしてください。

ケース全件ダウンロードをし、日付等フィルター機能を使って絞り込みが可能ですが、【詳細検索】より、あらかじめ月単位など対象を絞り込み検索のうえ、表示されるデータをダウンロードされると便利です。

エクスポートは、【エクスポート(ケース)】と【エクスポート(詳細ケース)】の2種類です。
確認されたい項目に応じて選択していただきます。買掛管理の場合は【エクスポート(ケース)】を出力します。

ダウンロードしたExcelデータを開きますと、次のように表示されます。

 

買掛で処理されるものは、入庫が完了されており、かつ支払いが完了していないケースが該当するはずですので、フィルタ機能を使ってソートをかけます。

 

 

こちらでソートされた情報を、仕訳の入力時にご利用ください。

 

 

 

備考

  • 入庫は確定しているが、支払いが未完の状態では、ダッシュボードや経理レポートなどの売上金額に反映されません。支払いの確定後に金額が反映されます。
  • 現金管理レポートをご利用いただいている場合で、業者への支払いをレジ内の現金から行われた場合は、必ず【その他入出金】シートにご入力ください。

 

 

以上が一般仕入(業者仕入)の解説となります。

ご不明点等ございましたら、ヘルプチャットもご利用くださいませ。

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