LINEミニアプリと宅配買取申込フォームの接続方法
- 公開日:2025年02月27日
- 更新日:2025年05月11日
当ヘルプガイドの対象
ReCOREユーザーで宅配買取申込フォームとLINEミニアプリを接続して運用したい方
当ヘルプガイドでは、ReCORE宅配買取申込フォームとLINEミニアプリの接続手順について説明します。
対象メニュー
LINEミニアプリと宅配買取申込フォームを接続するとできること
LINEミニアプリと宅配買取申込フォームを接続することで以下が実現可能になります。
・申し込み時点での会員特定
・2回目以降の会員情報入力省略
・2回目以降の本人確認省略(eKYCのみ)
・LINEミニアプリからの宅配買取申込み実行
・連絡方法としてLINEが使えるようになる
詳細は各項目をご参照ください。
申し込み時点での会員特定
通常の宅配買取フォームではReCOREの会員と連携しておりません。
そのため、申し込みが入ってきた段階ではどの会員かは分からない課題があります。
LINEミニアプリと連携することで申し込み時点でReCOREの会員が特定された状態で申し込みが行われるため後の手続きをスムーズに進めることが可能です。
2回目以降の会員情報入力省略

2回目以降の本人確認省略(eKYCのみ)
LINEミニアプリを通じて、既にeKYCで本人確認が完了している会員に関しては2回目以降の申し込みで自動的にeKYCの手続きがスキップされます。
eKYCの料金体系として従量課金が採用されているため不要な課金を避けることができます。
LINEミニアプリからの申し込み実行
連絡方法としてLINEが使えるようになる
宅配買取申込み時に希望する連絡方法で「LINE」を使うことができるようになります。
事前査定などでLINEのやり取りは発生しやすいため、SMSやメールと比較するとスムーズな手続きが実現可能となります。
※選択肢を表示せず「LINE」に固定することも可能です。
(ソースコードの編集が必要です)
導入ステップ
LINEミニアプリ発行
LINEミニアプリの発行が必要になります。
下記ヘルプガイドを参考にお手続きください。
宅配買取申込フォームの編集
下記内容を参考にフォームのソースコード編集を行ってください。
下記コードの<MEMBER_APP_URL>をLINEミニアプリのWebアプリURLに置き換える
※ミニアプリURLではなくWebアプリURLであることにご注意ください。
コメントアウトも外すことに注意してください
<!– 会員アプリを使う場合はコメントアウト URL(<MEMBER_APP_URL>部分)は必ず書き換える –>
<!– <script src=“<MEMBER_APP_URL>/sdk.js”></script> –>
async created() {
recore.member.init({
origin: ‘<MEMBER_APP_URL>’
})
if(recore.member.embedded()){
const member = await recore.member.message(‘member’)
this.input.last_name = member.last_name
this.input.first_name = member.first_name
this.input.last_kana = member.last_kana
this.input.first_kana = member.first_kana
this.input.postal_code = member.postal_code
this.input.prefecture = member.prefecture
this.input.address1 = member.address1
this.input.address2 = member.address2
this.input.sex = member.sex
this.input.email = member.email
this.input.tel = member.tel
}
},
if(recore.member.embedded()){
this.input.member_jwt = await recore.member.message(‘jwt’)
}
独自にフォームを制作した場合
以下ReCORE API仕様書の「SDK仕様」を満たすコードをフォームに含めてください。
注意
- フォームが掲載されているページは余計なヘッダーなどがないフォームのみのページとして作成ください→LINEミニアプリとの連携に不具合が出る可能性がございます
- LINEミニアプリから表示した際に申し込みがスムーズに行えるようにするためフォームのみのページとして連携を行うことを推奨しております
作成例
NOVASTO側接続作業
LINEミニアプリと宅配買取フォームを実際に接続する作業はNOVASTOエンジニアが行います。
作業完了目安
5営業日
依頼に必要な情報
宅配買取フォームをアップロードしたURL
※必ずhttps形式であること(セキュリティの問題があるため)
リッチメニューに宅配買取フォームを掲載したい場合
宅配買取申込フォームをアップロードしたURLをそのままリッチメニューに設置されても会員情報の取得などはできません。
LINEミニアプリと接続された申込フォームURLである必要があります。
URLの確認方法
1.LINEミニアプリのメニューから「宅配買取申込み」を選択します。
2.画面上の共有マークより「共有マーク」をタップ→「共有」をタップします。

3.「URLをコピー」を選択します。

URLサンプル
https://miniapp.line.me/1656506206-yB42PNWl/bad/offer
動作テスト
下記の項目に従って動作テストをしていただくことをおすすめします。
1:LINEミニアプリ会員登録後にフォームを開いて会員情報が取得されるか
No | 原因 | 対策 |
---|---|---|
1 | 会員情報が取得されない |
|
2 | 会員アプリから会員情報を取得するソースコードが入っていない |
|
2:フォームの送信をおこない、設定先のReCOREで宅配買取のケースが作成されるか
作成されない場合、Identificationが誤っている可能性があります。
弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください
3:ReCORE側の宅配買取ケース内で会員が特定された状態で反映されているか
反映されない場合
No | 原因 | 対策 |
---|---|---|
1 | LINEミニアプリと接続されたフォームではないURLから申し込みをしている | LINEミニアプリのメニューから宅配買取申し込みを選択したうえで再度お試しください |
2 | LINEのキャッシュが残っている | 以下、注意点のフォームのソースコードを修正した場合の対応 を確認の上再度お試しください |
フォームのソースコードを修正した場合の対応
- LINEアプリのキャッシュをクリアしないと反映されないことがあります
- クリア方法は下記の記事をご確認ください
▼LINEみんなの使い方ガイド>重いLINEを軽くする
以上です。
ご不明点等ございましたら、弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。
この記事は役に立ちましたか?