買取ルールを設定する
概要
買取ルールを設定することにより、買取画面の【買/売推奨単価】に反映されます。
これにより新人のスタッフの方々でも簡単に査定金額や販売金額を決定することが可能となります。
※画像はクリックすると大きく表示されます。
使用ポイント
商品の買取をされる際、自社で独自の査定金額決定ルールや、販売金額の決定ルールを適用されていている、という企業様も多くいらっしゃるかと存じます。
その場合に、買取ルールを設定していただくとスムーズな運用が可能となります。
目次
①商品ごとの買取ルールを設定する
まずは、商品ごとの買取ルールを設定する方法からご紹介します。
画面右上の【設定】メニュー → 【買取ルール設定】をクリックしてください。
【商品別】の設定が上側に表示されておりますので、こちらに入力を行っていきます。
商品名、またはPDコード(カタログコード)・JANコードをバーコードリーダーで読み取ることもできますので、設定したい商品を表示させてください。
続いて、買取ルールを設定します。
◾買取価格設定値を設定する
【対象モード】を設定する
- 【すべて】を選択した場合は、全ての買取グレード(新品、中古A、中古B、中古C、中古D)において、一律でルールが反映されます。
- 【グレード】を選択した場合は全ての買取グレードが表示されますので、設定をしたいグレードにチェックをいれてください。(複数選択可)
【価格モード】を設定する
- 【固定値】を選択すると、【価格設定値】で買取価格を固定で設定することができます。
- 【他店最安の】を選択すると、【価格設定値】でパーセンテージを設定することができます。(他店の最安値に対して何%で販売するか)
グレードごとに価格設定値を設定する場合は、商品写真下の「+」マークをクリックすると、設定欄が追加されます。
▲上記例では、マウスの新品は¥1,000、中古A〜Cのものは他店最安値の90%になる様に設定
入力が完了したら、忘れずに【保存する】ボタンを押してください。
※編集はいつでも可能です。変更すると、【保存する】ボタンが表示されますので、忘れずに押してください。
◾販売価格を設定する
【販売価格モード】をクリックすると、【固定値】という選択肢が表れます。
これを選択すると、【販売価格設定値】という入力欄が表れますので、条件ごとにいくらで販売するかを入力してください。
▲例では、新品は¥1,500、中古A〜Cのものは¥500となる様に設定
◾画像・メモを設定する
上記画像を参照し【画像・メモを設定】タブをクリックすると、下の画像の様な項目が表示されます。
買取時の注意事項などを記入しておくと、買取画面で確認ができるので、誤った商品を選択してしまうなどのミスを避けることができます。
また画像には、査定時に確認すべき商品の部分の写真を登録し、メモに詳細を入力しておくことで、グレード選択の際の補助として使用することができます。
最後に必ず【保存する】ボタンを押してください。
実際の買取の画面では、先程設定したルールはこの様な表示となります。
【買/売推奨単価】をクリックすると、そのまま買取単価と販売単価に反映されます。
②カテゴリごとの買取ルールを設定する
買取ルールは商品ごとではなく、カテゴリごとでの設定も可能ですので、次に説明いたします。
【カテゴリを選択】という枠をクリックすると、カテゴリ一覧が表示されます。
ルールを設定したいカテゴリまで選択し、表示させましょう。
設定を行うカテゴリを一つ選択して、ボックスの右側にある【+追加】ボタンをクリックします。
すると、下にカテゴリ別の設定画面が表示されます。
▲キーボード・マウス・入力機器カテゴリに該当する商品は、買取推奨単価がすべてのグレードで一律¥1,000と表示される様設定
ルール決定の方法は、上記の商品ごとの買取ルールと同様です。
入力が完了すれば、【保存する】ボタンを押して完了です。
こちらも実際の買取画面で確認してみましょう。
買取画面にて、商品検索を行います。
先程の例で 家電>パソコン・周辺機器>キーボード・マウス・入力機器 というカテゴリの買取ルールを設定したので、キーボードを商品検索で表示させ、どれか1商品を選択し、クリックします。
すると、さきほど設定したルール通りの価格が表示されております。
※カテゴリごとの販売価格設定はできません。
③CSVで一括編集・新規設定をする
最初に個別商品の買取ルールを設定する方法をご紹介しましたが、CSVをインポートすることにより、まとめて買取ルールを設定することができます。
◾一括で編集する
以下の画像の例で、買取ルールを設定していたとします。
一番上の【まとめて編集】部分に、【設定CSVをダウンロード】と【CSVアップロード】という2つのボタンがありますので、既にいくつか設定が登録されている状態で、ダウンロードの方をクリックしてください。
すると、自動でCSVが生成されます。
ダウンロードしたCSVを開くと以下の例の様な表示になります。
- JANコード:全選択し、表示形式を“数値”に変更してください。
- 対象モード:ALLは”すべて”を、GRADEは、”グレード”ごとの設定を意味します。
GRADEを選択していると、それぞれの対象グレードに数字が表示されます。
1[新品]2[中古A]3[中古B]4[中古C]5[中古D]を表します。 - 価格モード:FIXEDは”固定値”のことです。
- 価格設定値:FIXEDを選択されている場合は、設定したい金額を入力します。
- 価格モード3:こちらは対象モード3がGRADE(グレードごとの設定)となっているため、O列にて対象グレードが表示されています。MALL_LOWEST_PERは、”他店最安値の”を表し、従って⑥の価格設定値3は、パーセンテージが表示されています。
以下の様に価格やパーセンテージを修正しました。(編集後は必ず上書き保存をしてください。)
ReCOREの画面に戻り、【CSVアップロード】より編集したファイルを読み込んでください。
画面を再読込すると、さきほどCSVを編集した通りに反映されます。
◾一括で新規設定を行う
CSVで買取ルールの設定ができれば、既に貴店で利用されている買取ルールを一括でReCOREに読み込ませることもできます。
先程と同じくCSVを開きます。
※既に何件か登録さてているCSVをダウンロードし、入力方法の参考にされると便利です。
- A列[ハッシュ]・B列[設定変更日]は空欄のままで構いません。
- C列[商品名]は空欄でも入力がされていてもどちらでも結構です。
- D列[商品コード]・E列[JANコード]は、必ずいずれかを入力してください。
- F列以降で以下の方法で買取ルールを設定します。
対象モード:ALL(すべて)またはGRADE(グレードごとの設定)のいずれかを入力
対象グレード:対象モードをGRADEとした場合、1[新品]2[中古A]3[中古B]4[中古C]5[中古D]より数値を入力。
価格モード:FIXED(固定値)またはMALL_LOWEST_PER(他店舗最安の)のいずれかを入力。
価格設定値:価格モードをFIXED(固定値)としている場合は、価格設定値に金額を入力。
MALL_LOWEST_PER(他店舗最安の)を設定している場合は、パーセンテージを入力。
入力が完了すれば、必ず保存ボタンを押してください。
ReCOREの買取ルール設定画面を開きます。
【CSVアップロード】から、さきほど作成したCSVを読み込みます。
その後画面を更新すると、以下の通りデータが表示されます。
修正がある場合は、画面から編集いただけます。
◾エラーが出たときは
パターン1
CSVをアップロードした際、データに不備があった場合、右上の旗マークをクリックすると、“買取ルールの一括編集に失敗しました”という通知が表示されます。
これをクリックすると、画像のようなエラー通知がポップアップで表示されます。
CSVデータの何行目に不備があるのか確認できますので、確認・修正の上、再度アップロードしてください。
パターン2
ファイルの形式がCSV以外になっている際は、以下のエラーが右上に表示されます。
ファイルの形式がCSVになっているかご確認の上、再度アップロードしてください。
※お使いのブラウザがGoogle Chromeである場合、CSV以外のファイルを選択出来ない仕様です。ただし、Google Chromeのバージョンが古い等の理由で選択できてしまう可能性もありますので、アップロードの際には必ずファイル形式をご確認ください。
④備考
■買取ルールを同時に設定している場合
カテゴリごとの買取ルールを設定し、なおかつそのカテゴリに属する商品に対して、商品ごとの買取ルールを設定をしている場合は、商品ごとの買取ルールが優先されます。(買取画面の買取推奨単価は、商品ごとのルールが適応されて表示されます。)
■他の店舗でも同様の買取ルールを設定したい場合
自店で設定されている買取ルールを同様に他店舗にて適用されたい場合は、まず自店の買取ルールをCSVダウンロードしてください。
その後、生成されたCSVを他店舗に共有し、内容は変更せずにそのままアップロードしてください。
以上が買取ルールの設定方法の解説になります。
ご不明点ございましたら、ReCOREヘルプチャットもご利用ください。