一般販売(業者販売)について
公開日:2019年09月02日更新日:2022年04月21日
概要
こちらの記事では、商品を業者様に販売する方法について解説いたします。
目次
✳︎マークの表記ある項目は必須設定の項目です。
※数値は、全て半角でご入力をお願いいたします。
販売する商品情報を登録する
一件ずつ登録する
【一般販売】メニューより【新規販売】画面を開きます。
会員を検索する
取引先の会員を指定します。
会員登録済みであれば、該当する法人企業の「会員コード」または「会社名」を入力して【検索】をクリックのうえ、該当する取引先を選択します。
※会員未登録の場合は、【仮会員を発行】ボタンをクリックして、会員登録を行います。
なお、取引完了後に「会員」メニューの「会員リスト」画面より会員コードを検索のうえ会員の詳細情報を登録することも可能です。
販売商品の登録
販売商品にて、販売する商品を選択します。
商品の在庫コード(ITコード)・カタログコード(PDコードコード)のバーコードを読み取り、または「商品名」や「在庫コード」などを入力して検索することも可能です。
該当する商品を選択し下記項目を入力(選択)してください。
- ✳︎数量:販売する商品数 ※必須
- ✳︎販売単価:販売する金額 ※必須
- 調整単価:単価を金額調整する場合に調整額を入力 (任意)
- 税区分:消費税の区分 ※必須
Excelデータで一括登録する
Excelデータをインポートすることでまとめて販売することが可能です。
まずは、Excelのフォーマットをダウンロードしてください。
その後「一般販売>新規販売」画面の販売商品にある【商品をエクスポート】をクリックし、『Excel・Googleスプレッドシート用のファイル』を【エクスポートする】をクリックしてダウンロードします。
こちらにデータを入力完了後に保存し、【商品をインポート】ボタンをクリックして、作成したファイルを指定のうえインポートします。
▼ダウンロードしたフォーマットへの入力例
【入力方法の解説】✳︎必須入力
- ✳︎【在庫コード】商品コード(ITから始まるコード)を入力してください。
- 【商品名】空欄でも問題ございません。
- 【ロケーションID】在庫の保管場所であるロケーションのIDを入力します。空白のままインポートすると、ロケーション『デフォルト』が自動反映されます。
- ✳︎【数量】
- ✳︎【販売単価】(オークション販売の場合は、おおよその金額)
- 【調整単価】必要に応じて入力ください
- 【税区分】画像通り、一般の場合は“GENERAL”、軽減税率の場合は“RELIEF”、非課税の場合は“NO_TAX”と入力ください。
※ロケーションIDは、お客様毎に異なる場合がございます。
そのため、あらかじめロケーション『デフォルト』『優先』に保存されている在庫のITコードを一般販売の「販売商品」へ入力のうえ、【商品をエクスポート】ボタンをクリックしてデータを出力のうえ、お客様の優先における「ロケーションID」を一度ご確認ください。
ご確認されたロケーションIDは今後の利用において変更ございませんので、以降は確認されたロケーションIDを入力してください。
データのインポートが完了すると、次のようにExcelデータに入力した内容が、販売商品に反映されます。
インポート後に内容を修正したい場合は、画面から直接変更が可能です。
その後の処理については、以下をご参照ください。
支払いを確定する
オークション以外の通常販売では、在庫の確保は行わずそのまま販売の確定を行います。
後日、代金を徴収した時点でケースリストより当該ケースを開き、【支払いを確定する】をクリックします。
出庫と同時に支払いを行う
出庫の確定が完了し、その場で支払いを行う場合は【支払いを確定する】ボタンをクリックします。
表示された「支払い確定」画面に、【支払方法】を選択肢より指定し【支払日】を入力します。
・支払い方法:プルダウン選択肢(例:現金、クレジットカード、銀行振込)より指定します。
・支払日:ケース作成日から操作現在までの日時を指定することが可能です。
入力内容に間違いなければ、【確定】ボタンをクリックして確定します。
支払いが確定すると、次のように表示されます。
後日支払いを行う
取引先企業においては、出庫と同時に支払いする場合、出庫とは別日に支払いする場合、出庫とは別に月末にまとめて支払いする場合などがございます。
出庫と支払いが別タイミングの際は、出庫のみ確定後、後日支払いを確定するフローとなり次のように説明いたします。
【一般販売】メニューより【ケースリスト】をクリックします。
これまで処理されている一般販売のケースリストが表示されます。
支払い処理を行いたいケースを検索します。
【詳細検索】をクリックして、支払いステータスに『未払い』を指定し、出庫された日「販売確定日」や対応スタッフ「スタッフコード」、商品名「販売商品名」などを指定のうえ【検索】ボタンをクリックして検索します。
該当するケースのSGから始まる「販売コード」をクリックします。
次のような一般販売のケース詳細画面が開きます。
【支払いを確定する】ボタンをクリックします。
【支払方法】を選択肢より指定し【支払日】を入力のうえ、【確定】ボタンをクリックして確定します。
※支払日には、ケース作成日から操作日までの日時を指定していただくことが可能です。
最終的に出庫と支払いが完了しているケースは、次のようなステータス表示となります。
オークションで販売する場合
業者への販売時に、オークションに出品されることも多いかと思います。
オークションでは、落札されるまで売値が確定しませんので
以下に、仮で売値を登録して在庫を確保し、後ほど実際の販売価格を確定する流れを解説いたします。
さきほど解説の販売商品を登録の手順にそって商品情報を登録後に、【在庫を確保する】ボタンをクリックします。
※オークション出品をやめるなど在庫確保が不要となった場合は、【解放する】をクリックします。
在庫確保中のケースでは、ケース詳細画面の上に在庫確保『全て確保済』と表示されます。
なお、在庫確保中の状況については、ケース詳細画面の「メモ」欄へ追記いただきますと状況を把握が可能です。
※この時点では、まだ販売の確定・支払いの確定は完了しておりません。あくまで在庫が確保された状態です。
誤って【販売を確定する】をクリックされますと、確定されたケースの【販売単価】は修正することができませんのでご注意ください。
後日、オークションへ出品後に落札により販売価格が確定後、【一般販売】の【ケースリスト】より該当する販売コード(SGから始まるコード)をクリックし、必要に応じて販売商品の【販売単価】等を修正のうえ、【販売を確定する】ボタンをクリックします。
代金が後日支払われる場合、この時点では販売の確定のみ操作します。
後日、代金の支払い確認ができた時点で、同じくケースリストより当該ケースを開いて【支払いを確定する】をクリックします。
見積書・請求書を印刷
取引企業へ販売する商品の見積書や請求書を発行することが可能です。
見積書を印刷する場合
見積書のフッターに見積書の有効期限など表示されたい場合は、あらかじめ「設定」メニューの「店舗別設定」にある「一般販売書類設定」の「見積書フッター」表示されたい文章を入力のうえ、【保存する】をクリックして設定します。
【見積書を印刷】をクリックすると印刷されます。
▼「見積書」印刷イメージ
請求書を印刷する場合
請求書のフッターに請求書の支払い期限や振込先銀行名など表示されたい場合は、「設定」メニューの「店舗別設定」にある「一般販売書類設定」の「請求書フッター」表示されたい文章を入力のうえ、【保存する】をクリックして設定します。
【請求書を印刷】をクリックすると印刷されます。
▼「請求書」印刷イメージ
各種書類の保管
一般販売の画面には、お取引先より受け取られた請求書や納品書などを各ケースごとに保管することができます。
■スキャンする場合
当該書類を複合機にセット後、上記画像の【スキャナから読み込む】をクリックしてください。
スキャンが正常に完了されますと下記画像のように読み込んだデータが表示されます。
■ファイルをアップロードする場合
すでに当該書類をPDFなどのデータにされている場合には、上記画像の「ファイルをアップロードする」をクリックしてください。
アップロードが正常に完了しますと、アップロードしたファイルが表示されます。
売掛管理について
一般販売された商品は、経理上いったん売掛で処理されている場合も多いかと思います。
一般販売のケースリストよりExcelデータをダウンロードのうえ、ご活用ください。
なお【一般販売】メニューの【ケースリスト】画面では、これまで処理された一般販売のケースが全件表示されています。
一般販売では、2種類【エクスポート(ケース)】と【エクスポート(詳細ケース)】のExcelデータの出力が可能です。
売掛の金額などの情報を確認されたい場合、販売確定済みで未払いであるケースのみを表示させた後にケースデータを出力して確認します。
【詳細検索】をクリックして、ステータス『完了』、支払いステータス『未支払い』、販売確定日には販売を確定した期間を指定のうえ【検索】ボタンをクリックのうえ、絞り込み表示させます。
【全○件を一括操作】ボタンより【エクスポート(ケース)】をクリックして、表示されたケースデータをエクスポートします。
※しばらく後にデータ生成完了のメッセージが表示されましたら、旗マークをクリックしてデータをダウンロードします。
ダウンロードしたExcelデータを開きますと、次のように表示され確認することが可能です。
こちらの情報を、仕訳の入力時にご利用ください。
備考
一般仕入(業者仕入)についての記事はこちらを参照してください。
以上が一般販売(業者販売)の解説となります。
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